夏のトレンド透明ペットボトル飲料。 試し買いが圧倒的で新商品の定番化が課題に

~「透明ペットボトル飲料の購入に関する調査報告」~

[調査結果のポイント]
・透明ペットボトル飲料は、「購入したことがある」が55.0%で2人に1人が購入経験があり、購入理由は、「試し買い」が60.7%とダントツで「おいしそうだから」の22.0%を大きく上回る。ほかにも「流行っている・話題だから」が15.5%、「珍しいから」が15.1%など、目新しさや話題性で手を伸ばすトライアル購入者であることがわかる。

・購入経験がある透明ペットボトル飲料は、1位が「サントリー ヨーグリーナ&サントリー天然水(45.2%)」で、約半数近くの方が購入経験がある。2位は「コカ・コーラ い・ろ・は・す 白桃(25.4%)」、3位は「サントリー 早摘みオレンジ&サントリー天然水(21.6%)」などの既に定着しているブランドが続いたが、4位に「コカ・コーラ クリア(20.1%)」、10位には、「コカ・コーラ 爽健美水(10.2%)」などの6月発売の2商品もランクインした。

・透明ペットボトル飲料を購入したことがない理由は、「透明より通常の色のほうがよい」が33.6%でもっとも多く、「おいしそうにみえないから」が33.0%、「成分などが不安」が28.7%と続いた。

・今後飲んでみたいジャンルは、1位が「炭酸水」で23.3%、2位が定番の「フレーバーウォーター」が18.7%と続き定番の2つに人気が集まる。

・新商品の透明ペットボトル透明飲料が発売された際の購入意欲は、約3割の方が「購入したい」と回答し、約4割以上の方が、「購入したくない」と回答。様々なカテゴリの透明飲料が出揃ってしまった今後は驚きのカテゴリやフレーバーが発売されない限り、購入につながりにくく、新商品の定着が難しいカテゴリである。

 この夏、店頭に多数並んだ透明ペットボトル飲料。従来のフレーバーウォーターだけではなく、ついに透明のコカ・コーラ「コカ・コーラ クリア」や、ノンアルコールのビールテイスト飲料「サントリー オールフリーオールタイム」まで登場し、話題を集めました。フィールド・クラウドソーシング事業を展開するソフトブレーン・フィールド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:木名瀬博)は、「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(R)」(以下POB)アンケートモニター(n=3,994名 男女40代~50代中心)を対象に「透明ペットボトル飲料の購入に関するアンケート」を2018年8月6日(月)~8月9日(木)にかけて実施しましたので、報告いたします。(調査概要は5Pに記載)

 まずアンケートでは、「透明ペットボトル飲料の購入経験」について調査をしました。

PR_POB_透明ペットボトル飲料1
PR_POB_透明ペットボトル飲料1

 透明ペットボトル飲料の購入経験は、「購入したことがある」が55.0%で、2人に1人が購入した経験があり、購入者層の男女比はほぼ半々で、男性は50代、女性は30代がボリュームゾーンとなります。

 次に、透明ペットボトル飲料の購入経験がある方を対象に購入理由について調査をします。(N=2,196名)

PR_POB_透明ペットボトル飲料2
PR_POB_透明ペットボトル飲料2

 透明ペットボトル飲料の購入理由は、「試し買い」が60.7%とダントツで、購入時に重視される「おいしそうだから」の22.0%を大きく上回りました。ほかにも「流行っている・話題だから」が15.5%、「珍しいから」が15.1%、「新商品だったから」が14.2%など、購入理由からは、ほとんどの方が、目新しさや話題性で手を伸ばすトライアル購入者であることがわかります。

 次に、代表的な透明ペットボトル飲料の銘柄をピックアップし、購入経験について調査をします。

PR_POB_透明ペットボトル飲料3
PR_POB_透明ペットボトル飲料3

 購入したことがある透明ペットボトル飲料について、1位~10位までをみると「サントリー」天然水シリーズと「コカ・コーラ」い・ろ・は・すなどの、既に定着している商品が目立ちます。中でも1位の「サントリー ヨーグリーナ&サントリー天然水」は、45.2%と半数近くの方が購入したことがあると回答し、多くの支持を集めました。「乳酸菌飲料なのに、甘過ぎずにしつこくなくて、スッキリ飲める。夏でもスッキリした味の乳酸菌飲料なので気にいっている。 (40代女性)」や、「無色透明なのに、ヨーグルトの味がする不思議さ。子どもが好きで頼まれて購入(30代男性)」など、乳製品のコクがありながらも、甘酸っぱくスッキリした味は、代替品が少なく、2015年4月から発売され、透明ペットボトル飲料市場を切り開いたブランド力で長く、幅広い年代に定番商品として親しまれています。また、今年3月にはリニューアルを実施し、乳酸菌UPでさらにヨーグルト感を味わえるようになりました。
 また2位の「コカ・コーラ い・ろ・は・す 白桃」は、25.4%で、2015年10月から発売している「い・ろ・は・す もも」の後継品として、今年2月に発売され、「ももが白桃にリニューアルされたことを知っており店頭で見つけて購入。甘さや香りが強すぎずに飲みやすい(50代男性)」や「以前から気に入って購入していたが、白桃にリニューアルされ、購入したくなり店頭に行くと、かなりのお客様が関心を持ったようで商品も少なくなっていた。白桃のみずみずしさがよい(40代男性)」など、リニューアルがきっかけで購入につながり、商品に対する満足度がよりアップしていることがわかります。また10位以内には、4位に「コカ・コーラ クリア(20.1%)」、10位には、「コカ・コーラ 爽健美水(10.2%)など、6月に発売されたばかりの2商品がランクインしましたが、コーヒーフレーバーの「アサヒ飲料 クリアラテ from おいしい水」や、ノンアルコールビールテイスト飲料の「サントリー オールフリーオールタイム」は、少数派で、以前から発売され、既に定着している「ヨーグリーナ」や「い・ろ・は・す」の人気が根強いことがわかります。

 では、透明ペットボトル飲料を購入しなかった方の理由について調査をします。(N=1,556名)

PR_POB_透明ペットボトル飲料4
PR_POB_透明ペットボトル飲料4

 透明ペットボトル飲料を購入しなかった理由については、「透明より通常の色のほうがよい」が33.6%でもっとも多く、「おいしそうにみえないから」が33.0%、「成分などが不安」が28.7%と続きます。本来は色がついている飲み物が透明であり、味やペットボトルのデザインが異なっても、どれも同じものに見えてしまうため、商品からのおいしさがみえにくいのと、透明である仕組みに疑問をいただく方が多いことがわかります。

 様々なジャンルの透明ペットボトル飲料が揃いましたが、今後どのジャンルの透明ペットボトル飲料を飲みたいか聞きました。

PR_POB_透明ペットボトル飲料5
PR_POB_透明ペットボトル飲料5

 今後飲んでみたい透明ペットボトル飲料のジャンルは、1位が「炭酸水」で23.3%、2位が定番の「フレーバーウォーター」が18.7%と続き、この2つのジャンルに人気が集まり、3位以下は少数派で、3位は「コーヒー」で4.3%、4位は「ビール・発泡酒」が3.9%、5位は「お茶」で3.8%と続きます。

 最後に、新商品の透明ペットボトル飲料が発売された場合、消費者の購入意欲について調査をします。

PR_POB_透明ペットボトル飲料6
PR_POB_透明ペットボトル飲料6

 今後新商品の透明ペットボトル透明飲料が発売された際の購入意欲は、「購入したい」が9.3%、「やや購入したい」が19.9%で、約3割の方が「購入したい」と回答しました。一方で、「あまり購入したくない」が32.7%、「購入したくない」が14.9%で、約4割以上の方が、「購入したくない」と回答しました。理由としては、様々なカテゴリの透明飲料が出揃ってしまった今後は驚きのカテゴリやフレーバーが発売されない限り、購入につながりにくくなっており、新商品が発売されても「サントリー ヨーグリーナ&サントリー天然水」や、「コカ・コーラ い・ろ・は・す」のように定着が難しいカテゴリなのかもしれません。

調査概要

PR_POB_調査概要
PR_POB_調査概要
PR_POB_サービス概要
PR_POB_サービス概要

 Point of Buy(R)データベースは、全国の消費者から実際に購入/利用したレシートを収集し、ブランドカテゴリや利用サービス、実際の飲食店利用者ごとのレシート(利用証明として)を通して集計したマルチプルリテール購買データです。
同一個人(シングルソース)から「消費行動」に関わる複数種類のデータを収集しており、ショッパーの行動結果からリアルなショッパーの実態に直接迫り、マーケティング戦略に不可欠なデータを、“より精度を高く” 企業・メーカーに提供します。
集計対象は、消費財カテゴリ68種類 約6,000ブランド、飲食利用カテゴリ10種類約200チェーン(2018年1月現在)。全ての利用証明に購入/利用理由(フリーコメント)がデータ化されています。

■当事業の特長:
- 日本初のレシートによる購買証明付き購買理由データ
- 「セゾンポイントモール」会員と、「Ponta Web」会員、「履歴書情報」のある当社登録会員「キャスト」で構成された約20万人のネットワーク
   に基づく本人認証度の高いデータを提供
- 700企業以上のチェーン情報を公開
- ビジネスモデル特許による全チェーン共通オリジナルブランドマスター(※JICFS/IFDBベース)を生成
  詳細はこちら https://www.sbfield.co.jp/press/20170222-10722
  ※JICFS/IFDB:JANコード統合商品データベース  (一財)流通システム開発センター

■ サービス詳細参照ページ:
・「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(R)」 https://www.sbfield.co.jp/multi-idpos
・レシートで貯める https://aqfpob.com/
・レシート de Ponta https://ponta-receipt.jp/
・レシーポ  https://receipo.com/

ソフトブレーン・フィールド株式会社 会社概要

ソフトブレーン・フィールド株式会社は、ソフトブレーン株式会社(市場名:東証1部・4779、本社:東京都中央区、設立年月日:1992年6月17日、代表取締役社長:豊田浩文)のグループ会社として、全国の主婦を中心とした登録スタッフ約84,000名のネットワークを活用し、北海道から沖縄まで全国のドラッグストアやスーパー、コンビニ、専門店など160,000店舗以上をカバーし、営業支援(ラウンダー)や市場調査(ミステリーショッパー、店頭調査など)を実施しています。当社代表の木名瀬博は、2004年にアサヒビールの社内独立支援制度に応募し、合格第1号事業として独立しました。

「木名瀬 博のフィールド虎の巻」 URL:https://www.sbfield.co.jp/toranomaki

本社所在地 :東京都港区赤坂3-5-2 サンヨー赤坂ビル5階
設 立 :2004 年7 月 / 資本金 :151,499,329円
代表取締役社長 :木名瀬 博
URL : https://www.sbfield.co.jp/

サービスに関するお問い合わせ先

ソフトブレーン・フィールド株式会社
マーケティングソリューション部 佐藤(さとう)/ 神谷(かみたに)
TEL:03-6328-3883  FAX:03-5561-8599
お問い合わせフォーム: https://www.sbfield.co.jp/contact/contact-corporation


AIが記事を作成しています