9/26(土)・27(日)「不倒館」のテーマ別展示を実施 「近畿大学フェア」「オープンキャンパス・ホームカミングデー」にて公開 近畿大学建学史料室

近畿大学建学史料室(大阪府東大阪市)は、平成27年(2015年)9月26日(土)開催の「近畿大学フェア」および9月27日(日)開催の「オープンキャンパス・ホームカミングデー」にて、展示内容をリニューアルした「不倒館―創設者 世耕弘一記念室―」を公開します。

【本件のポイント】
● 近畿大学創設者 世耕弘一の教育者と政治家、それぞれの側面をテーマにリニューアル
● 過去から未来へ!「東大阪キャンパスの変遷」を新たに展示
● 近畿大学への愛校心を育むことで、学生・生徒と卒業生間の連帯感を高める

【本件の概要】
近畿大学は、本学創設者である初代総長の世耕弘一が掲げた建学の精神や近畿大学の歴史を後世に残し伝えていくことを目的として、平成21年(2009年)9月12日、「不倒館―創設者 世耕弘一記念室―」を開設しました。これまでに近畿大学や附属学校の学生や生徒、卒業生など約2万人が訪れ、近畿大学の歴史に対する理解を深めてきました。

このたび、展示内容をリニューアルし、創設者 世耕弘一の「情熱の教育者」と「反骨の政治家」、それぞれの側面をテーマにした展示を新たに行います。また、現在実施中の東大阪キャンパスを再編する「超近大プロジェクト」にあわせて、航空写真やキャンパス完成予定図を展示し、近畿大学の過去から未来への変遷をたどります。

この展示を、平成27年9月26日(土)開催の「近畿大学フェア」、27日(日)開催の「オープンキャンパス・ホームカミングデー」にて公開します。本展示では、近畿大学の建学の精神や歴史を学ぶことで、約50万人の卒業生を持つ近畿大学への帰属意識を高め、世代に捉われない幅広い校友ネットワークを強化することを目的とします。

■日  時:平成27年(2015年)9月26日(土)10:30~16:30
                  27日(日)11:00~16:00
■会  場:近畿大学東大阪キャンパス 本館3階不倒館
      (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
■対  象:学生・生徒、卒業生、地域・一般の方(入場無料、申込不要)
■お問合せ:近畿大学 建学史料室 TEL(06)4307-3091

【展示内容】
■「近畿大学と初代総長 世耕弘一」
世耕弘一の書や関連書籍、写真などを展示し、学生や教職員と身近にあった「情熱の教育者世耕弘一」を紹介します。

■「政治家 世耕弘一」
国会議事堂前や国会演説中の写真、隠退蔵物資摘発ノンフィクション「日本の黒い霧」(松本清張著)、親交のあった鳩山一郎、石橋湛山、石井光二郎各氏との関係品をまとめ、「反骨の政治家」としての活躍を展示します。

■企画展示「東大阪キャンパスの変遷」
昭和31年(1956年)、42年(1967年)、平成19年(2007年)の航空写真を中心に、大正14年(1925年)の創設当時から、平成32年(2020年)の超近大プロジェクトまでの近畿大学の移り変わりについて展示します。

また、上記リニューアル以外でも、「世耕弘一・政隆 肖像画」、「人力車」、「學生俥夫」(穂積驚著)が掲載された「雑誌『キング』(昭和14年4月1日発行)」、「勲一等瑞宝章を佩用しているモーニング」、「世耕弘一が生き勉んだ熊野古道のジオラマ」、「世耕弘一居宅のジオラマ」、「映像視聴コーナー」や、掛け軸や色紙などの書、近畿大学の史資料などは、従来通り展示しています。

【不倒館―創設者 世耕弘一記念室―】
苦境の連続であった弘一の人生から、倒れざる挑戦者として名づけられた「不倒館―創設者 世耕弘一記念室」は、平成21年(2009年)9月12日の開設以来、世耕弘一ゆかりの品々をはじめ、第二代総長世耕政隆と近畿大学の史資料を中心に展示し、世耕弘一の人間愛に満ちた教育者の姿、政治家としての思いを今に伝えています。

また、多くの学生生徒や教職員がゼミや自由見学で訪れ、実際に乗車できる人力車に親しむことで、当時の苦労をしのぶとともに、直筆の書に込められた願いを感じることで、建学の精神を学ぶなど、自校学習の生きた教材として活用されています。

なお、入館者総数は本年9月時点で、19,600人を超えており、今秋中にも2万人となる予定です。

近畿大学と初代総長 世耕弘一
近畿大学と初代総長 世耕弘一

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