生物理工学部の「AI・データサイエンティスト育成プログラム」が文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」に認定

2024-09-11 14:30
B-AiDaS育成プログラムの科目の一つである「AI・データサイエンス基礎実習」の様子

近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)が実施している「AI・データサイエンティスト(B-AiDaS)育成プログラム」(以下 B-AiDaS育成プログラム)が、文部科学省による令和6年度(2024年度)「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に認定されました。本プログラムは、数理・データサイエンス・AIの知識をさまざまな専門分野へ応用・活用し、現実の課題解決、価値創造を担う人材を幅広く育成することを目的としています。

【本件のポイント】
●生物理工学部のB-AiDaS育成プログラムが、文科省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に認定
●数理・データサイエンス・AIの知識をさまざまな専門分野へ応用・活用し、現実の課題解決、価値創造を担う人材を幅広く育成
●令和5年度(2023年度)以降の入学者が対象で、修了者には修了証が交付

【本件の内容】
近畿大学生物理工学部が学生に提供するB-AiDaS育成プログラムが、文部科学省による2024年度(令和6年度)「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に認定されました。これは、昨年度に「リテラシーレベル」として認定された「近畿大学データサイエンス・AI教育プログラム」に続く成果です。
B-AiDaS育成プログラムは、生物・生命科学・生体・医療・健康・環境などさまざまな分野が集まった生物理工学部で、数理・データサイエンス・AIをその専門分野へ応用・活用し、現実の課題解決や価値創造を目指す人材を育成することを目的としています。
AIやデータサイエンスに必要な基礎数学や情報処理の基本を学ぶ「基礎科目」、その基礎知識を実際の演習を通じて習得する「実習科目」、学科の枠を超えて、これらの技術を専門分野で応用するための知識を深める「応用科目」で構成されており、これらを組み合わせることで、実社会で活躍できる人材を育成します。生物理工学部では学生が学際的に履修できるよう設計しており、令和5年度(2023年度)以降の入学者が対象で、修了した学生には修了証が交付されます。
今後も、社会のデジタルトランスフォーメーションに貢献できる人材を輩出するため、教育プログラムのさらなる充実を図ります。

【文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」】
デジタル時代の「読み・書き・そろばん」である数理・データサイエンス・AIに関する、大学(短期大学含む)・高等専門学校(以下、「大学等」という。)の正規の課程の教育プログラムのうち、一定の要件を満たした優れた教育プログラムを文部科学大臣が認定/選定することによって、大学等が数理・データサイエンス・AI教育に取組むことを後押しする制度です。
認定制度では、デジタル社会の基礎的な素養としての初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得することを目指す「リテラシーレベル」と、自らの専門分野において、数理・データサイエンス・AI教育を応用・活用することができる応用基礎力を習得することを目指す「応用基礎レベル」の二段階に分かれています。
(文部科学省ホームページ「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」より引用)

【関連リンク】
生物理工学部
https://www.kindai.ac.jp/bost/

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