「裁判員裁判の現状と課題」 近畿大学法科大学院講演会を開催

近畿大学法科大学院(大阪府東大阪市)は、平成29年(2017年)10月28日(土)東大阪キャンパスにて、「2017年度法科大学院講演会」を開催します。

【本件のポイント】
●施行から9年目を迎える裁判員裁判の現状と課題について学ぶ
●裁判員制度の制度設計に関った、九州大学名誉教授で弁護士の大出良知(おおでよしとも)氏を講師に招聘
●法科大学院の社会的役割や法曹の将来像について学生の見識を深める

【本件の概要】
近畿大学法科大学院では、法科大学院の社会的役割や法曹の将来像について学生の見識を深めるとともに、これらの課題についての問題意識を広く社会に喚起することを目的として、各界の有識者を招いた講演会を定期的に開催しています。
今回の講演会では、施行から9年目を迎える裁判員制度について、大出良知氏を講師にお招きして実施します。大出氏は、司法制度改革推進本部の裁判員制度・刑事検討会のメンバーとして裁判員制度の設計に関わったほか、制度施行後も運用の在り方等についてその時々に発言し、また、施行から5年を迎えた平成26年(2014年)には、札幌地裁から那覇地裁まで全国の裁判所36件の裁判員裁判に全公判期日の審理を傍聴し、傍聴席から観察した実施状況についてのレポート(「季刊刑事弁護」80-82号)等を公表してこられました。こうした経歴と現況分析を踏まえて、「裁判員裁判の現状と課題」というテーマで裁判員裁判の抱える課題についてご講演いただきます。

■日  時:平成29年(2017年)10月28日(土) 14:00~16:00
■場  所:近畿大学東大阪キャンパス B館10階 MM会議室
      (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対  象:一般の方(定員70人、入場無料)
■申込方法:住所、氏名、希望人数を明記のうえ、メールにて申し込む
■お問合せ:近畿大学法科大学院事務課 TEL(06)4307-3040
      E-mail:lawschool@itp.kindai.ac.jp

【講師略歴】
大出 良知(おおで よしとも)氏(東京経済大学教授・弁護士)
東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程 中途退学。
静岡大学、九州大学、同大学法科大学院などを経て東京経済大学現代法学部教授、九州大学名誉教授、
弁護士(ひめしゃら法律事務所)。
この間、司法制度改革推進本部 裁判員制度・刑事検討会委員、公的弁護制度検討会委員等を歴任。

【近畿大学法科大学院】
近畿大学法科大学院は、少人数教育を徹底し、双方向性をモットーとした教育を実践しています。豊かな人間性や感受性、幅広い教養と専門的知識、柔軟な思考力、説得・交渉の能力、さらに国際性といった、現代の法曹に必要な基本的資質を育てます。
また、特に学習環境の充実に力を入れており、自習室には、カード錠で入退室可能となる24時間対応のシステムを導入しています。法科大学院生全員が専用のキャレルデスク(個人の机)を持ち、ノートパソコンも貸与されます。また、修了生専用の自習室や、7万5千冊の資料が揃うローライブラリーも24時間利用が可能です。

大出 良知(おおで よしとも)氏
大出 良知(おおで よしとも)氏

AIが記事を作成しています