幼稚園児が緊急の事態に備えて避難訓練を実施 非常持出袋を背負い、避難方法を確認して、身を守る判断力を養う
近畿大学附属幼稚園(奈良県奈良市)では、令和5年(2023年)5月23日(火)に、第2回避難訓練「避難経路の再確認」を実施します。緊急事態に備え、年に10回程度実施する避難訓練では、園児が慌てずに行動できるように、1年を通してテーマを変えた訓練を行い、緊急時の対応能力の強化を図ります。
【本件のポイント】
●1年を通して、災害時の避難訓練や不審者対応訓練などを行うことで、自己防衛の方法を学ぶ
●テーマを変え、繰り返し訓練を行うことで、園児が自ら考え、避難準備ができる力を身につける
●園児が慌てずに行動できるように、教職員の緊急事態への対応能力の強化を図る
【本件の内容】
本園では、日頃から訓練をしておくことで、火災、地震、不審者侵入等の緊急事態時に冷静な判断で園児の安全を確保できるよう、年に10回程度「避難訓練」を実施しています。今年度、第2回目のテーマは、「避難経路の再確認」で、緊急事態が起こった際に放送の合図で避難を開始し移動する訓練を行います。
園児は、「お」押さない、「は」走らない、「し」しゃべらない、「も」手には何も持たない・戻らない、という避難の方法をまとめた言葉「お・は・し・も」を徹底し、教員もよりスムーズな誘導や避難経路の確認ができるように、1年を通して避難訓練を行います。訓練の回数を重ねるにつれ、園児たちは教員の指示に従って、慌てることなく避難できるようになります。また、年中と年長は、水、ビスコ保存缶、歯ブラシセット、防寒シート他11点が入った幼児用非常持出袋(防災リュック)を背負い、靴を履き替えずに素早く避難します。
このところ、全国各地で大きな地震が頻発していることもあり、緊急の事態に備えて避難方法の再確認を行います。
【実施概要】
日時 :令和5年(2023年)5月23日(火)9:35~9:55
場所 :近畿大学附属幼稚園
(奈良市あやめ池北1‐33‐3、近鉄奈良線「菖蒲池駅」から徒歩約1分)
参加者:園児130人(年長:51人、年中:43人、年少:36人)、教職員 14人
【関連リンク】
近畿大学附属幼稚園
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/kinder/