近畿大学農学部で「アグリビジネス実習」を受講する学生が平群南小学校で野菜づくりの出前授業を実施

農学部農業生産科学科の「アグリビジネス実習」での作業の様子
農学部農業生産科学科の「アグリビジネス実習」での作業の様子

近畿大学農学部(奈良県奈良市)農業生産科学科は、令和5年(2023年)6月9日(金)に平群町立平群南小学校の2年生を対象とした野菜づくりの出前授業を実施します。農学部農業生産科学科で「アグリビジネス実習」の授業を受講している3年生3名が講師となり、平群南小学校の畑等で小学生に野菜づくりの実践方法をレクチャーします。

【本件のポイント】
●「アグリビジネス実習」を受講している学生が、平群南小学校で野菜づくりの出前授業を実施
●授業の一環で野菜づくりを行っている小学生の質問に、農学部生が回答
●学生は、小学生へ野菜づくりの実践方法をレクチャーすることで自身の理解も深める

【本件の内容】
平群町と近畿大学は、平成25年(2013年)に「アグリビジネス実習」に関する業務委託契約を締結し、農学部農業生産科学科の実習を平群町内に設置した実習圃場(ほじょう)で行うなど、農業・食品関連分野を中心とした連携を実施しています。
その一環として、令和5年(2023年)6月9日(金)に「アグリビジネス実習」を受講している3年生3名が講師となり、平群南小学校の2年生全員を対象に野菜づくりの出前授業を実施します。平群南小学校では授業の一環で野菜づくりを行なっており、参加する小学生からの質問に講師を務める学生が回答するなど、野菜づくりの実践方法を平群南小学校の畑等でレクチャーします。

【実施概要】
日時 :令和5年(2023年)6月9日(金)13:45~14:30
場所 :平群町立平群南小学校
    (奈良県生駒郡平群町椿井820、近鉄生駒線「竜田川駅」から徒歩約8分)
参加者:農学部農業生産科学科3年生 3名
    平群南小学校 2年生 18名
内容 :野菜づくりの実践方法についてレクチャーを実施

【平群町と近畿大学の包括連携協定】
平群町と近畿大学は、平成25年(2013年)に「アグリビジネス実習」に関する業務委託契約を締結し、農学部農業生産科学科の実習を平群町内に設置した実習圃場で行う等、農業・食品関連分野を中心とした連携を実施しています。平成29年(2017年)1月17日には包括連携協定を締結し、平群町の有する豊かな自然環境、歴史、文化と、15学部49学科を有する本学の知見を生かして、まちづくりや文化学術振興等の様々な分野でのさらなる連携を進めています。

【アグリビジネス実習】
近畿大学農学部農業生産科学科では、アグリビジネスマイスター認定制度を開設しており、その一環で3年生を対象にアグリビジネス実習(通年開催、実習幹事:教授 大石 卓史)を行っています。本実習では、奈良県平群町の耕作放棄地を再生した圃場を中心に、農産物の作付け計画から栽培、管理、収穫、そして加工や販売までを一貫して学んでいます。産官学連携商品の開発にも積極的に取り組んでおり、令和5年度(2023年度)は39人が受講しています。

【アグリビジネスマイスター認定制度】
近畿大学農学部農業生産科学科では、これからの農業・アグリビジネス(農業関連産業)を担う人材育成を目的に、アグリビジネスマイスター資格認定コースを平成23年(2011年)4月に開設しました(資格認定コース幹事:教授 大石 卓史)。生物現象の知識に加え、農産物の生産から加工、流通・販売までをトータルに学修することで、課程修了後にマイスターの称号が農学部から与えられます。特徴的な科目としては、「アグリビジネス実習」、「アグリビジネス起業論」、「農業農村インターンシップ」等が挙げられ、農業の6次産業化(農業等の1次産業が生産に加え、農産物の加工や流通・販売等も手がけること)をはじめとして、さまざまな先端/重要テーマの学びを深めるため、学外組織(農業法人、食品企業、自治体等)とも積極的に連携しています。これまでに計347人を認定しており、卒業生は、自ら就農するほか、農協や農機具メーカー、食品会社等に就職し、農業やアグリビジネスに貢献しています。

【関連リンク】
農学部 農業生産科学科 教授 大石 卓史(オオイシ タカフミ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1245-oishi-takafumi.html

農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/


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