近畿大学国際学部は日韓の架け橋となる人材育成を目指し日本の大学として初めて、韓国・国民大学とダブルディグリー協定を締結

協定式での記念撮影の様子 左から国民大学国際教育院 金泰旻(キム テミン)、国際教育院長 李東恩(イ ドンウン)、総長 鄭勝列(チョン スンヨル)、近畿大学学長 細井美彦、副学長・国際交流委員長 岩前篤、国際学部長 藤田直也
協定式での記念撮影の様子 左から国民大学国際教育院 金泰旻(キム テミン)、国際教育院長 李東恩(イ ドンウン)、総長 鄭勝列(チョン スンヨル)、近畿大学学長 細井美彦、副学長・国際交流委員長 岩前篤、国際学部長 藤田直也

近畿大学国際学部(大阪府東大阪市)は、国民(クンミン)大学(大韓民国ソウル特別市)と、令和6年(2024年)2月27日(火)に日韓の架け橋となる人材育成を目的に、日本の大学として初めてダブルディグリー協定を締結しました。

【本件のポイント】
●4年間で国際学部での学位と留学先の国民大学のグローバル人文・地域大学の学位の両方を取得可能
●国際学部国際学科東アジア専攻韓国語コース(入学定員25人)の学生が対象
●国際学部生の派遣だけでなく、国民大学の学生の受入れにより、将来の日韓の架け橋となる人材育成をめざす

【本件の内容】
近畿大学国際学部は、平成28年(2016年)の開設時より、1年次後期からの留学プログラムへの参加を卒業要件としており、毎年学生をアメリカ・中国・台湾・韓国に派遣しています。今回の協定先である国民大学には、学部開設当時から学生を派遣しており、近畿大学も国民大学から交換留学や短期研修として留学生を受け入れています。これらの交流を実績として、このたび国民大学とダブルディグリー協定を締結しました。国民大学が日本の大学とダブルディグリー協定を締結するのは初めてとなります。ダブルディグリーとは、所属する大学に在籍しながら、海外の大学に留学し、それぞれの大学で修得した単位の一部を両大学が相互に単位認定することで、両大学の学位を取得できる制度です。
ダブルディグリーを希望する学生は、従来の1年次での1年間の留学プログラムをさらに1年間延長することができます。合計2年間の留学期間中に、国民大学で開講される専門科目を学修し、双方の卒業要件を満たせば、相互の単位認定により、卒業時には近畿大学国際学部の学位(国際学)と国民大学グローバル人文・地域大学の学位(文学)両方が取得可能です。
対象は令和6年度(2024年度)以降に入学する、韓国語コース専攻の学生のうち国民大学に留学する学生で、1年次前期に語学力と審査を踏まえて選抜により、1年次後期から3年次後期までの約2年間留学します。
国際学部生の派遣だけでなく、国民大学の学生の受入れによって、将来の日韓の架け橋となる人材育成をめざします。

【近畿大学】
近畿大学は15学部49学科、医学から芸術まであらゆる学問分野を網羅する西日本最大規模の私立総合大学です。国際学部にはグローバル専攻と東アジア専攻があり、どちらの学生も1年次後期から1年間の留学プログラムに参加します。
所在地:大阪府東大阪市小若江3丁目4番1号
学長 :細井美彦
設立 :大正14年(1925年)
学部 :情報学部、法学部、経済学部、経営学部、理工学部、建築学部、薬学部、文芸学部、総合社会学部、国際学部、農学部、医学部、生物理工学部、工学部、産業理工学部
ホームページ:https://www.kindai.ac.jp

【国民大学】
国民大学は、令和6年(2024年)2月現在、14の学部、46の学科、15の大学院、3つの専門大学院、11の特殊大学院があります。在籍者数は学部19,572人、大学院4,488人で、学生総数は24,060人です。開学以来、今日まで学士117,714人、修士25,260人、博士2,255人など、計145,229人の優秀な人材を輩出し、今日では名実共に名門大学として成長しています。
所在地:大韓民国 ソウル特別市城北区貞陵路77
総長 :鄭勝列(チョン スンヨル)
設立 :昭和21年(1946年)
学部 :グローバル人文・地域大学、社会科学大学、法科大学、経商大学、経営大学、創意工科大学、自動車融合大学、ソフトウェア融合大学、科学技術大学、造形大学、芸術大学、建築大学、体育大学、教養大学
ホームページ:https://www.kookmin.ac.kr/user/index.do

【関連リンク】
国際学部
https://www.kindai.ac.jp/international-studies/


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