セミデマンド交通システムの実証実験第2弾 豊岡市資母地域において、低コストで便利な住民用乗合バス運行

近畿大学経済学部(大阪府東大阪市)准教授 新井圭太と大阪大学大学院情報科学研究科(大阪府吹田市)准教授 山口弘純は、平成30年(2018年)11月19日(月)から、兵庫県豊岡市の資母(しぼ)地域で、住民がバスをアプリで予約し、乗合バスのように利用する「セミデマンド交通システム」の実現に向けた1年間の実証実験を開始します。

【本件のポイント】
●官学連携により「セミデマンド交通システム」を活用した実証実験を実施
●高齢者等の外出機会を増やし、公共交通空白地域における交通手段の改善を目指す
●専用アプリとシステムにより得られたデータを本格導入に向けて活用

【本件の概要】
近畿大学経済学部准教授 新井圭太と大阪大学大学院情報科学研究科准教授 山口弘純は、平成29年(2017年)に「セミデマンド交通システム」を開発し、豊岡市城崎右岸地域で1年間の実証実験を行いました。
セミデマンドとは、交通機関の乗り合い率を増やして効率的に運行を管理できるシステムであり、低コストで運営が可能な運行システムである点が特徴です。
今回、そのシステムの実現可能性を検証する目的から、高齢者が多く暮らす資母地域を対象に、本システムの導入に向けた実証実験を行います。週3回、1日あたり6便のバスを運行し、利用者はスマートフォンのアプリから予約して利用します。乗り合い率を増やすことで一人当たりの利用料金を低く抑えることが可能です。公共交通空白地域における交通手段の改善とともに、地域の活性化につなげたいと考えています。

■実施期間:平成30年(2018年)11月19日(月)~平成31年(2019年)10月30日(水)
■対  象:豊岡市資母地域住民
■実施内容:週3日、1日3往復6便以上予定
      運行ルートは資母地域周回ルートを予定
      スマートフォン未利用者には、予約専用端末を貸与
■お問合せ:兵庫県豊岡市役所 都市整備部都市整備課 TEL(0796)23-1712

【関連リンク】
経済学部総合経済政策学科 准教授 新井 圭太(アライ ケイタ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/193-arai-keita.html

実験に使用する車輌
実験に使用する車輌