700系リニューアル車両711号車の運行を 2023年11月1日(水)から開始します
・10月28日(土)より「711号車リニューアル記念乗車券」を発売 ・10月31日(火)には車両展示撮影会&貸切運行を実施
叡山電鉄株式会社(本社:京都市左京区、社長:豊田秀明)では、2018年より700系車両のリニューアルを進めておりますが、この度、その5両目となる711号車の運行を11月1日(水)より開始します。
主に1両編成で運用している700系車両は、当社で初めて冷房装置を搭載した車両で、1987年7月の運用開始から30年以上が経過したため、順次リニューアルを行っております。今回リニューアルした711号車は、深みのある緑色を基調とし、信仰と修行、そして生活の糧としてともに歩んできた比叡山の神秘的な森を表現しています。
リニューアル車両の運行開始を記念して、10月28日(土)の「第16回えいでんまつり」会場で「711号車リニューアル記念乗車券」を先行発売するほか、10月31日(火)にはプレイベントとして、車両展示撮影会と貸切運行を実施します。
1.車両番号 711号車(700系 デオ710形)1両×1編成
2.運行開始日 2023年11月1日(水)
修学院駅6時42分発八瀬比叡山口駅ゆき
(出町柳駅からの初列車は7時18分発八瀬比叡山口駅ゆき)の列車から
運行を開始します。
なお、翌日以降のダイヤは未定です。
3.リニューアル内容
【外装デザイン】
信仰と修行、そして生活の糧としてともに歩んできた比叡山の神秘的な森を表現しています。
【内装デザイン】
座席シート柄は重なる木々を抽象化した散らし模様です。昨年リニューアルした712号車
との揃い感を強調しています。
また、京都らしさの演出として、座席の仕切りには、京都アンプリチュード株式会社と
株式会社伊と幸の共創により、金銀の刺繍糸で伝統紋様を表現した「絹ガラス」を採用
しています。悠久の都を彩る四季草木(桜、撫子、糸菊、大王松)や、木立の杢目紋様、
成長と実りを意味する葡萄唐草から、ご縁つながりを七つの宝にたとえる七宝に、
渦が広がる波紋、仏教伝来と共に蓮を意匠化した宝相華紋まで。古来より人々の”想い”や
”願い”を映す紋様を、薄絹に表し、合わせガラスに封入しています。
ご乗車位置ごとに発見がありますので、お楽しみください。
【SDGsの取り組み】
SDGsの取り組みとして、車内の照明、前照灯および尾灯、行先表示器には
LEDを採用することで省エネルギー化を図り、CO2削減を推進します。
4.「711号車リニューアル記念乗車券」の発売
内 容 乗車駅から220円区間の乗車券(大人)1枚
乗車駅から350円区間の乗車券(大人)1枚
※乗車券は硬券です。
発売日時 [先行発売]
発売場所 「第16回えいでんまつり」修学院会場
発 売 日 2023年10月28日(土)
発売時間 10時~15時30分(入場は15時まで)
[通常発売]
発売場所 出町柳駅インフォメーション
発売期間 2023年11月1日(水)~2024年1月31日(水)
発売時間 初発~終発
※先行発売で完売となった場合は、通常発売はございません。
※今後開催されるイベント会場等でも発売することがあります。
通用期間 各乗車券とも2023年11月1日(水)~2024年1月31日(水)の
間に1回限り
発売価格 1セット 600円
発 売 数 470セット限定
そ の 他 ・シリアルナンバーはランダムです。シリアルナンバーの指定はできません。
・状況によりお一人さまあたりの発売数を制限する場合があります。
・なくなり次第、発売を終了します。
5.車両展示撮影会、貸切運行
デビュープレイベントとして、修学院車庫にて車両展示撮影会および、撮影会参加者限定の
貸切運行(修学院車庫~二軒茶屋駅/引上線折り返し~出町柳駅間)を事前申込制で
実施します。
撮影会では、観光列車「ひえい」も並べ、一緒に撮影していただける予定です。
開 催 日 2023年10月31日(火)
開催時間 11時00分~12時40分頃(10時50分受付開始)
集合場所 修学院車庫(修学院駅下車、徒歩約5分)
参 加 費 大人6,000円(税込)※小児料金の設定はありません。
定 員 30名
申込方法 セブンチケット(URL:https://7ticket.jp/s/103195)にて受付いたします。
申込期間 2023年10月2日(月)9時00分~10月28日(土)23時59分
※定員に達した時点で、受付を終了いたします。
参加特典 「711号車リニューアル記念乗車券」
「当日の乗務員用時刻表(スタフ)レプリカ」各1セット進呈
注意事項 ・安全のため、駅、車両内および車庫内では係員の指示に従ってください。
・車庫内はバリアフリーではございません。
・自然災害や車両の故障、その他不測の事態が発生したときは、
やむを得ず中止させていただく場合がございます。
この場合も、参加のための交通費や宿泊費等については当社では
負担いたしかねます。あらかじめご了承ください。
(参考)
・700系車両について
700系車両は、1987年にデビューした両運転台車で、叡山電車初の冷房車です。ワンマン運転用として設計され、主に1両編成で運行しています。細かな仕様の違いにより、デオ710形(2両)、デオ720形(4両)、デオ730形(2両)の3種類に分かれています。
運用を開始した当時は「クリームとマルーン」の塗装でしたが、2005年より順次デザインを変更し、「新緑をイメージした黄緑」「山をイメージした緑」「川をイメージした青」「紅葉をイメージした赤」の4種類の帯色の車両が誕生しました。
運用開始から30年以上が経過したため、732号車は2018年に観光列車「ひえい」へ、722号車は2019年に沿線の神社仏閣をイメージした「朱色」、723号車は2020年に水が豊かな山紫水明の地をイメージした「青色」、712号車は2022年に人と森が調和する沿線の景色をテーマとした「緑」のカラーリングへリニューアルを行いました。
・京都アンプリチュード株式会社について
京都アンプリチュード株式会社は、京都中央信用金庫100%出資のもと、地域商社事業を営むグループ会社として2022年7月に設立されました。「地域の新しい資源を世界へ届ける」をビジョンに掲げ、地域資源の新しい価値共創と発信を展開しています。
自社ブランド「WAZAI」は、京都の職人技と洗練されたデザインを掛け合わせ、現代の空間に溶け込むインテリアや建築資材を提供しています。宿泊施設や商業施設などに向けた空間コーディネート提案を中心に、「新しいインテリア素材・商品」の提案を行っています。
・株式会社伊と幸について
1931年京都室町に創業した、和装用白生地のシルクメーカーです。
眉の生産から製織までを一貫した純国産絹ブランドや天然原料のみで実現する「洗えるシルク」の絹糸など、伝統産業の基盤を守りながら、サステナブル素材「絹」の更なる可能性を見出し、日本のものづくりを進めています。
内装資材としての絹の提案する「絹ガラス」では、着物文化に生きる伝統美や匠の技を現代空間に合わせ、ご提案しています。
SDGsを実現するライフスタイルを提案する
京阪グループの「BIOSTYLE PROJECT」について
健康的で美しく、クオリティの高い生活を実現しながら、SDGsの達成にも貢献していく。京阪グループでは、そんな循環型社会に寄与するライフスタイルを「BIOSTYLE(ビオスタイル)」として展開し、お客さまにご提案しています。
規制や我慢だけから生まれる活動ではなく、“人にも地球にもいいものごとを、毎日の生活の中に、楽しく、無理なく、取り入れていくことができる明るい循環型
社会の実現”に貢献するため、京阪グループにできうる様々な活動を推進していきます。
▶ 本取り組みは、BIOSTYLEの概念を事業化する取り組みとしてBIOSTYLE事業認証を受けています。
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