「地方創生」観光プロデュース研修 in 島根 プロデューサーの視点を学び、実践する

2019-08-07 15:00

近畿大学(大阪府東大阪市)は、様々な分野のプロデューサーを育成する実学教育プロジェクトを発足します。第一弾となる今回のテーマは「地方創生」として、島根県の観光コンテンツをプロデュースするため合宿型の研修を実施します。

【本件のポイント】
●島根県出雲市で観光についての実践的な取り組みを経験しながら、学生はプロデューススキルを身につける
●現地フィールドワークを通して観光商機となりうるアイディアを提案し、優秀アイディアを学生企画パッケージツアーとして販売予定
●全学部対象のプログラムで、学部横断的な交流を図る

【本件の内容】
近畿大学のアカデミックシアターACTプロジェクト「インキュベーションファクトリー」では、起業や新規サービス開発に意欲を持つ学生への支援によって、KINDAI発の新規事業創出を目指しています。このプロジェクトに属している学生コミュニティの一つ「ディスカッションラボ」(運営:近畿大学発ベンチャー企業 NEWRON株式会社)は、企業や行政の課題を学生が解決する場として実学教育プログラムを開発し学生に学習の機会を提供しています。
今回は第一弾とし、島根県木綿街道と、歴史的建造物の再生し地域活性化を展開する株式会社サウンドプランとコラボレーションし、若者がもっと行きたくなるような観光コンテンツをプロデュースする研修会を実施します。この研修会に参加する学生は、「インキュベーションファクトリー」の公募から選ばれた学生25人です。学生は事前に学内で観光をプロデュースするための視点を養う研修を受けた後、参加者同士でチームになり、島根県に赴いて合宿形式で島根県出雲市にある「木綿街道」をフィールドワークします。学生自らが、その地で体験したコンテンツをプロデュースし、観光商機となりうるアイディアを現地の自治体や木綿街道振興会へ提案し、実践的な取り組みを経験することで、プロデューススキルを身につける機会とします。優秀なアイディアは、実際に学生企画のパッケージツアーとして販売される予定です。学生は、観光資源のコンテンツ化やプロデュースを通して、実際に利益を出すという一連の仕組みを考えることで、地方創生を実学で体験します。

【開催概要】
日 時:令和元年(2019年)8月9日(金)~10日(土)
場 所:島根県出雲市 木綿街道(平田地区)
    (一畑電車北松江線「雲州平田駅」より徒歩10分)
対 象:近畿大学学生25人
    (学生内訳:法学部2人、経済学部5人、経営学部4人、建築学部7人、総社学部1人、国際学部3人、
    農学部1人、附属高校2人)
後 援:島根県出雲市
問合せ:一般社団法人木綿街道振興会
    株式会社サウンドプラン 担当:安食 TEL(0853)62-2631

【NEWRON株式会社について】
NEWRON株式会社は、若年層向けマーケティングとアイデアソンの設計を主事業としている近大発のベンチャー企業で、代表取締役の西井香織(にしい かおり)氏は平成31年(2019年)薬学部卒業生であり、在学中の平成29年(2017年)7月13日に同社を設立しました。企業や行政の課題を学生が解決する場として実学教育プログラムを開発し、大学とコラボして学生に提供しています。
NEWRON(株):https://top.new-ron.com/
ディスカッションラボ:http://d-lab.mystrikingly.com/

島根県 木綿街道の街並み
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