留萌市と包括連携協定を締結 積雪寒冷地域での高付加価値作物の栽培など地方創生に貢献

近畿大学(大阪府東大阪市)と北海道留萌市は、平成28年(2016年)10月7日(金)に包括連携協定を締結し、近畿大学東大阪キャンパスで調印式を行いました。
また、協定締結を記念して、近畿大学の研究成果であるバイオリサイクル燃料「バイオコークス」を燃料にした「るもい産ホタテ焼き」の実演販売などのイベントも同日開催しました。

【本件のポイント】
●近大の研究成果「バイオコークス」を活用した地方創生をめざし、包括連携協定を締結
●総合大学の多様な研究成果を生かし、積雪寒冷地域での高付加価値作物の栽培に挑戦
●特産品などを紹介する「北海道るもい展」を大学で開催し、協定締結を学生にも周知

【本件の概要】
近畿大学は、石炭に代わるバイオリサイクル燃料「バイオコークス」を開発し、北海道恵庭市に研究所を置いて、国内外の行政、企業と連携して実用化を推進しています。
留萌市と近畿大学は、平成27年(2015年)から、バイオコークスを活用した農業用バイオマスボイラーの運用や、ポリエステル繊維培地を用いた花きや果樹の栽培など、積雪寒冷地域での高付加価値作物の栽培試験に共同で取り組んできました。
包括連携協定の締結によってさらに連携を密接にし、地域、産業の振興や人材の育成を図ります。

近畿大学学長 塩﨑均(左)と留萌市長 高橋定敏(右)
近畿大学学長 塩﨑均(左)と留萌市長 高橋定敏(右)

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