「ECOファミリーフェスタ 2016」に出展 思い出の衣類をバイオコークスにして保存しよう! バイオコークス研究所

近畿大学バイオコークス研究所(北海道恵庭市)は、平成28年(2016年)10月2日(日)、東大阪市が主催する「ECOファミリーフェスタ 2016」に出展し、バイオコークス研究の展示およびバイオコークスカーを用いた製造実演を行います。

【本件のポイント】
●バイオコークスカーを用いた製造実演を通して本学の研究成果を体験
●持参した思い出の衣類をバイオコークスの減容化技術でコンパクトにしてプレゼント
●家族向けのエコイベントを通して地域社会に貢献

【本件の概要】
東大阪市が主催する「ECOファミリーフェスタ 2016」では、環境保全や循環型社会の構築などをテーマに、家族で参加して楽しめる様々な体験・展示プログラムが行われます。
本学バイオコークス研究所は、本イベントでバイオコークスの展示およびバイオコークスカーによる製造実演を実施します。バイオコークスの減容化技術を体験していただくため、来場者が持ち寄った思い出の衣類を材料にしたバイオコークスを製造し、プレゼント(先着6名)します。また、沖縄県の防風林や残布で製造したバイオコークスも来場者にプレゼント(先着100名)します。

■日  時:平成28年(2016年)10月2日(日) 11:00~14:00
■場  所:東大阪市役所総合庁舎 1階ロビーおよび正面玄関
      (東大阪市荒本北1-1-1 近鉄けいはんな線「荒本駅」から徒歩5分)
■対  象:地域・一般の方(入場無料、衣類のバイオコークス化は先着6人)
■申込方法:当日、バイオコークス研究の展示コーナーにて10:30から受付開始
      ※材料は、綿やウールの衣類が条件。完成したバイオコークスは、
       受け付け1時間後から順に引き渡します。
■お問合せ:東大阪市環境部循環社会推進課 TEL(06)4309-3199

【「ECOファミリーフェスタ 2016」概要】
■日  時:平成28年(2016年)10月2日(日) 10:00~15:00
■場  所:東大阪市役所総合庁舎 1階ロビーおよび正面玄関
      (東大阪市荒本北1-1-1 近鉄けいはんな線「荒本駅」から徒歩5分)
■内  容:ダンボール迷路、エコドライブシュミレーター、古紙類等の回収、
      パッカー車の乗車体験&記念撮影、こども用品、陶器・食器のリユース
■対  象:地域・一般の方(入場無料、申込不要)
■主  催:東大阪市
■お問合せ:東大阪市環境部循環社会推進課 TEL(06)4309-3199
■H  P:http://www.city.higashiosaka.lg.jp/

【バイオコークスとは】
バイオコークスは、近畿大学バイオコークス研究所 所長・教授 井田民男が、平成17年(2005年)に開発した次世代の固形燃料です。木くずや茶かすなどのあらゆる植物性廃棄物から製造可能で、金属溶解やごみ溶融等に使われる石炭コークスの代替燃料となります。また、植物由来の原料を使用するため、利用時のCO2排出量はゼロカウント(カーボンフリー)とされ、環境負荷を低減する新しいエネルギーとして期待されています。
平成24年(2012年)に「平成23年度新エネ大賞 資源エネルギー庁長官賞」を受賞。平成26年(2014年)3月には、大阪ガスエンジニアリングと共同で、マレーシアにおける2年間の生産実証導入試験を開始するなど、多くの成果をあげてきました。

【バイオコークスの減容化技術】
本学が開発したバイオコークス化の技術は、単に植物性廃棄物を固形燃料にするだけではなく、大幅に容積を減らすことができるという優れた特徴があります。この技術を応用して、東日本大震災で被災した地域への復興支援として、除染された大量の廃棄物を減容化し、バイオコークス化に伴う堅固化により汚染物質飛散の心配がない状態での安全な運搬や保管を行う取り組みを行っています。
平成26年(2014年)10月には、近畿大学と中外炉工業(株)が実施した「バイオコークス化による放射性物質に汚染された有機物の減容・安定化の実証と減容化による輸送効率の向上と安全性及び経済性の検証」が、環境省「平成26年度除染技術実証事業」に採択されました。

【関連リンク】
バイオコークス研究所 教授 井田民男
http://www.kindai.ac.jp/meikan/933-ida-tamio.html

靴下を使用したバイオコークス
靴下を使用したバイオコークス

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