子どもの眼の紫外線対策とサングラスの普及に向けて近畿大学生と創業112年のモノづくり企業の産学連携プロジェクト
近畿大学(大阪府東大阪市)は、東大阪キャンパス内にあるモノづくり拠点「THE GARAGE」の法人会員である総合アイウェアメーカーの山本光学株式会社(大阪府東大阪市)と共同で、子どもの眼の紫外線対策とサングラスの普及に向けた活動を行っています。令和6年(2024年)2月26日(月)、学生が山本光学株式会社の社員に向けて、これまでの活動成果の発表および企画提案を行います。
【本件のポイント】
●子どもの眼の紫外線対策とサングラスの普及に向けたプロジェクトを産学連携で実施
●東大阪キャンパス内にあるモノづくり拠点「THE GARAGE」で学生と山本光学株式会社が協働し、社会課題に取り組む
●子どもやその保護者が紫外線に対する正しい知識を得るための企画を学生が提案
【本件の内容】
THE GARAGEは、大学と企業がお互いの垣根を越え、研究シーズやアイデアを持ち寄って新たな価値を創り出すことを目的とした近畿大学のモノづくりの拠点です。
近畿大学は、本施設の法人会員企業である山本光学株式会社が開発した子ども用サングラス「solasido(ソラシド)」の普及をめざし、令和5年(2023年)5月から「子どもの眼の紫外線対策とサングラスの普及に向けたプロジェクト」として活動をスタートしました。
「solasido」には、紫外線を99.9%以上カットするレンズを採用、スポーツアイウェア同様のフレーム・レンズ素材は強度・柔軟性に富み、万一の転倒などの際にも高い安全性を持っています。子どもの頃からアイウェアに親しみを持ってもらうことで、生涯にわたって眼の健康を維持しながら、アクティビティを楽しんで欲しいという思いのもと開発されました。子どもの眼は大人よりも紫外線の影響を受けやすいと言われていますが、日本ではまだまだ認知度が低い状況です。学生は、サングラスに対する情報収集や現状分析をして議論を重ね、今回、そのデータをもとに子どもやその保護者が紫外線に対する正しい知識を得るための企画を提案します。
【開催概要】
日時 :令和6年(2024年)2月26日(月)17:00~18:00
場所 :山本光学株式会社 本社
(大阪府東大阪市長堂3-25-8、
近鉄奈良線・大阪線「布施駅」から徒歩8分、
JRおおさか東線・近鉄「河内永和駅」から徒歩12分)
参加予定:本プロジェクトメンバーの近畿大学生 3人
山本光学株式会社 代表取締役社長 山本直之
専務取締役 山本剛士
スポーツ事業部 マーケティング部 次長 内田貴美代
スポーツ事業部 マーケティング部 係長 松尾装子 他
【ACADEMIC THEATRE Annex THE GARAGE】
令和3年(2021年)4月、大学と企業の垣根を超えたモノづくりの場として、近畿大学東大阪キャンパスに開設されました。学生や教員、地元企業などが多様な個性をぶつけ合い、専門領域を超えて協力し、試行錯誤を繰り返す共創の場として運用しています。この拠点を通じて、近畿大学だからこそできる「新しいモノづくり」を世の中に発信し、モノづくり全体の活性化にも繋がることを期待します。法人会員を常時募集しており、以下のフォームよりお申込みいただけます。
https://act.kindai.ac.jp/garage/
法人会員申込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfUGcWX3mxgjFB6P8qnd9V1yBVe8FGSHx9t5xL2CJ9EBWLRag/viewform
【山本光学株式会社】
明治44年(1911年)の創業以来、一貫して「眼を護る」製品を開発。「人々の心豊かな生活文化を創造し社会に貢献する」を企業理念とし、産業安全保護具「YAMAMOTO」、スポーツアイウェア「SWANS」の2つのブランドを展開。safety(安全)にconfort(快適性)をプラスした「Comfortable Safety(快適な安全)」を事業テーマに、働く人々やスポーツをするすべての人々の快適な生活環境実現を目指すモノづくり企業。
所在地 :大阪府東大阪市長堂3-25-8
代表 :代表取締役社長 山本直之
創業 :明治44年(1911年)
資本金 :230,886,000円
従業員数:約250人
事業内容:産業安全保護具・スポーツ用各種アイウエア・眼鏡・光学機器等の製造販売
ホームページ:https://yamamoto-kogaku.co.jp/
【関連リンク】
THE GARAGE
https://act.kindai.ac.jp/garage.html