路線バス運行20年目、環境負荷低減を追求 シダックスグループ初となる、EVバス導入

~神奈川県横浜市にて、4月19日(水)より運行開始~

 総合サービス企業 シダックスグループで、全国の民間企業の役員車、および自治体の公用車、スクールバスやデマンドバス等の車両運行を行う大新東株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:森下 哲好、以下:大新東)は、神奈川県横浜市で自主運行する路線バスに電気バス(以下:EVバス)1台を導入し、2023年4月19日(水)より運行を開始します。なお、大新東およびシダックスグループとして、EVバスを導入・運行するのは初となります。

新たに導入したEVバス
EVバス充電の様子

 大新東は、2004年4月、国土交通省より道路運送法第四条に基づく一般乗合旅客自動車運送事業の認可を受け、京浜急行本線金沢文庫駅と神奈川県横浜市金沢区にある約1,800世帯の大規模分譲マンション「レイディアントシティ横濱ル・グランブルー」との区間を結ぶ路線バスの運行を開始しました。

 今年、同路線バス運行開始から20年目の節目を迎えるにあたり、地域へのさらなる環境負荷低減、ならびに乗客の皆様の利便性向上のため、計8台運行する路線のうち1台をEVバスに切り替え、2023年4月19日(水)より運行を開始します。

 導入するEVバスは、株式会社EVモーターズ・ジャパン(福岡県北九州市、代表取締役社長:佐藤 裕之)が販売している車種「F8 series-2 City Bus(10.5mバス)」を使用。大容量バッテリーと低消費電力システムを搭載し、1回の充電で280kmの長距離走行が可能(※1)なほか、バスの主な燃料となる軽油を一切使用しないため、走行時にCO2や窒素酸化物、粒子状物質等が発生しません。

 また、この度のEVバス導入により、現在使用しているディーゼル型の車両に比べ、年間約32トンのCO2削減(日本⼈80人あたりの年間CO2排出量に相当<※2>)および環境負荷の低減につながります。そのほか、車両の騒音の抑制、昇降口には軽量のスロープを内蔵し高齢者や小さなお子様も安心して乗車が可能になるなど、地域住民の皆様のライフサイクルに合わせた持続可能な運行環境を追求しました

 大新東は、今後も、クライアント様や地球環境負荷の低減につながる車両導入の提案・促進を行い、「安心・安全」かつ持続可能な車両運行サービスに努めます。

※1……試験条件は定速60km/h、負荷重500kg、エアコンオフによるもの。走行時の走り方や条件(気象、道路、運転、架装等の状況)により航続距離は変化します  
※2……出典:全国地球温暖化防止活動推進センターWEBサイト

<大新東 レイディアントシティ営業所 EVバス概要>

EVバス、レイディアントシティ横濱ル・グランブルー 敷地内走行時の様子

■導入会社
 大新東株式会社
(本社:東京都江東区/代表取締役社長:森下 哲好)

■導入営業所
 レイディアントシティ営業所
(神奈川県横浜市金沢区大川7-4-106/045-791-7151)

■運行開始日
 2023年4月19日(水)

■運行路線
 京浜急行電鉄 京急本線 金沢文庫駅西口
 ⇔レイディアントシティ横濱ル・グランブルーの区間路線(約2.5km)
 ※現在運行している計8台のうち、1台を当EVバスに切り替え、運行
 ※当EVバスも含め、朝5時台(日曜・祝日は6時台)から夜23時台まで、毎日約60往復の運行を行っています

EVバス、金沢文庫駅西口バス停 停車時の様子

■運賃(均一制 ※2023年4月現在)
 大人180円、子ども90円 

■車種
 株式会社EVモーターズ・ジャパン製「F8 series-2 City Bus(10.5mバス)」 

■特徴
 ①マイクロ秒単位でのリアルタイムトルク制御が可能。発進、坂道走行、走行時加減速において、電池消費をコントロー 
  ルし、スムーズな出力制御を実現
 ②大容量バッテリーと世界最高クラスの低消費電力システムを搭載
 ③車椅子やベビーカーをご利用のお客様、高齢者の方々のために、昇降口には、軽量のスロープを内蔵

■乗車定員
 77名(座席数25席+1/立席含む。運転席除く)

■サイズ
 【全長】10.47m 【全幅】2.49m 【全高】3.18m

■バッテリー容量
 210kwh

■航続距離
 約280km(※1)
 ※1……試験条件は定速60km/h、負荷重500kg、エアコンオフによるもの。走行時の走り方や条件(気象、道路、運転、架装等の状況)により航続距離は変化します

EVバス、運転席の様子
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