近畿大学和歌山キャンパスのカフェテリアに紀州材のテーブルを導入 地元資源の使用で学生に快適な環境を提供し、地元産業にも貢献

2021-12-20 14:00
カフェテリアに導入された紀州材のテーブルとイス

近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)は、和歌山キャンパスのカフェテリアに紀州材を使用したテーブルとイスを導入します。これにより、学生・教職員が木のぬくもりを感じながら快適に過ごせる環境を整備するとともに、和歌山県の優れた資源について愛着と理解を深め、さらに地元産業にも貢献することを目的としています。

【本件のポイント】
●紀州材のテーブルとイスを導入し、学生が木のぬくもりを感じながら快適に過ごせる環境を整備
●和歌山県紀の川市産の美しく強度のある「紀州材」への愛着と理解を深める
●和歌山県の「公共施設等木造木質化支援事業補助金」を活用

【本件の内容】
これまで和歌山キャンパスのカフェテリアに設置されていたテーブル・イスは、経年による老朽化が目立ち、規格も統一されていない部分がありました。そこで、カフェテリアのテーブル・イスを新しくするにあたり、和歌山キャンパスがある和歌山県紀の川市産の紀州材を使用したテーブル40台、イス160脚を導入することとしました。学生・教職員が、普段のキャンパスライフにおいて地元が誇る紀州材に親しみ、木のぬくもりを感じながら食事やコミュニケーションがとれる環境を整備します。また、紀州材を積極的に採用することで、学生が地元の優れた資源について愛着と理解を深めるとともに、地元産業の振興にも貢献したと考えています。
なお、紀州材のテーブル・イスの導入については、和歌山県の「公共施設等木造木質化支援事業補助金」を活用し、製品については地元の株式会社榎本林業(和歌山県紀の川市)が手がけたものを採用しています。

【紀州材について】
和歌山県は県土の約77%を森林が占め、紀の国は「木の国」とも呼ばれ、優れた木材を生み出すことで知られています。「紀州材」とは、和歌山県内の森林で生産され、和歌山県内で製材加工された木材および木材加工品で、香り、強度、色合い、美しい年輪などから住宅建築用材として多く使用されています。

【関連リンク】
生物理工学部
https://www.kindai.ac.jp/bost/

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