6 割以上が、新型コロナウイルスによって日常生活に影響があると回答。一方、勤務状況が変わらない人は7割

~ 「新型コロナウイルスの影響」に関する調査結果を発表 ~

株式会社ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『my アンケートlight』を利用し、20 代~60 代の男女を対象に「新型コロナウイルスの影響」に関するWEB アンケートを実施いたしました。調査期間は2020年4月3日(金)~4月6日(月)。有効回答は953人から得ました。また比較対象は、2020年03月19日(木) ~ 2020年03月23日(月)に行った調査です。こちらの有効回答は、834人から得ました。

調査結果は下記からダウンロードいただけます。

調査サマリ

●6 割以上が、新型コロナウイルスによって日常生活に影響があると回答。一方、勤務状況が変わらない人は約7割

●新型コロナウイルスの影響で、「昼夜の外食」の頻度が減った割合が前回調査よりも15ポイント以上増加。感染症拡大の抑制に伴う行動制限の影響か

●新型コロナウイルスの影響で、今後の生活で最も不安なのは「日本経済の低迷」。「収入への不安」がフリーランスや非正規は、フルタイム勤務よりも14ポイント以上高い

6割以上が、新型コロナウイルスによって日常生活に影響があると回答。一方、 勤務状況が変わらない人は約7割

新型コロナウイルスにより、日常生活(家事や仕事・時間の使い方など)に影響は出ているか聞いたところ、「影響がある」と答えた人は、66.0%となりました。(「とても影響がある」「少し影響がある」の合算)(図1)2週間前に調査した3月の調査と比べると、約9ポイント高くなっています。

また、新型コロナウイルスは勤務状況にも影響を与えているのでしょうか。
フルタイム勤務の人に、新型コロナウイルスの影響により勤務状況に変化はあるか聞いたところ、「以前と変わらない」と答えた人は、67.9%となりました。2週間前に調査した3月の調査と比べと、前回は74.0%だったので約6ポイント低くなっています。

感染症拡大の抑制に伴う行動制限で、一部の地域では在宅勤務の要請がされていますが、スーパーやドラックストアで働いている人や医療関係者など在宅での勤務が困難な職業、職種の場合は、以前と働き方を変えられない現状があるのではないでしょうか。

【図1】新型コロナウイルスにより、日常生活に出る影響(単一回答 2020年3月n=834 2020年4月n=953)

新型コロナウイルスの影響で、「昼夜の外食」の頻度が減った割合が前回調査よりも15ポイント以上増加。感染症拡大の抑制に伴う行動制限の影響か

新型コロナウイルス流行前と比較して、食事や買い物頻度について変化はあったか聞いたところ、頻度が増えたと回答したもので最も多かったのは、「デリバリー・出前(33.9%)」となりました。次いで「ネット通販(22.0%)」「総菜(19.1%)」と続きます。(直近1 カ月で利用している人が対象)(図2)

一方で、頻度が減ったと回答したもので最も多かったのは、「外出(屋外施設)(44.9%)」となりました。次いで「外食(夕食)(37.3%)」「外食(昼食)32.7%)」が続きます。(直近1カ月で利用している人が対象)(図3)
2週間前に調査した3月の調査と比べると、「昼夜の外食」の頻度が減った割合は約15ポイント高くなっています。

感染症拡大の抑制に伴う行動制限は、人々の食事や買い物頻度にも影響が出ています。外出することを避けるため、「デリバリー・出前」や「ネット通販」など家で食事や買い物を済ませることができるものの頻度が増加しており、逆に外出を伴う「昼夜の外食」や「屋外への外出」の頻度が減っています。自粛ムードが広がっている中、自粛疲れも発生すると考えられるので、引き続き「デリバリー・出前」や「ネット通販」、「外食」等の消費行動にどのように変化が起きるのか、動向が気になるところです。

【図2】新型コロナウイルス流行前と比較して、食事や買い物頻度の増加 上位3位(マトリクス単一回答)
【図3】新型コロナウイルス流行前と比較して、食事や買い物頻度の減少 上位3位(マトリクス単一回答)

新型コロナウイルスの影響で、今後の生活で最も不安なのは「日本経済の低迷」。「収入への不安」がフリーランスや非正規は、フルタイム勤務よりも14ポイント以上高い

今後の生活についての不安に聞いてみたところ、「日本の経済の低迷」が最も高く59.3%となりました。次いで、「自身や家族の健康(53.8%)」「衛生品の不足(45.6%)」「生活必需品の不足(40.9%)「収入が減る(40.8%)」という順になりました。(図4)

【図4】新型コロナウイルスの影響で、今後の生活に不安(複数回答・n=953)

働き方別に見てみると「収入が減る」と回答した割合が最も高いのは「自営業・フリーランス」で55.4%となりました。次いで、「パート・アルバイト勤務」(51.0%)、「休職中」(50.0%)、「フルタイム勤務」(41.2%)と続きました。

フルタイム勤務よりも、フリーランスや非正規は収入に対する不安がより大きく出ていました。 フリーランスや非正規は、フルタイム勤務よりも収入が安定していない、新規の仕事やシフトの減少がこのような結果が出た要因のひとつと考えられるのではないでしょうか。

調査結果は下記から無料でダウンロードしていただけます。

会社概要

国内・海外でマーケティング事業を展開し、生活と流通の2つのマーケティングフィールドに対する、クチコミプロモーション及び定性リサーチを実施しています。
会社名 :株式会社ドゥ・ハウス https://www.dohouse.co.jp/
設立  :1980年7月7日
代表者 :代表取締役社長 高栖 祐介

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