2023年サッカー本大賞の優秀作品賞が決定! 読者賞の投票もスタート!

あなたが選ぶ2022年、最も面白かったサッカー本は?

カンゼンが創設し、今年で第10回となる「サッカー本大賞」。現在、選考委員による一次選考が終わった。

サッカー本大賞2023優秀作品賞
サッカー本大賞2023優秀作品賞

本賞では、2022年度(1/1~12/31)に発売されたサッカー本(ただし読み物に限る。いわゆる技法書 、テクニック本は選考対象外。)すべてを対象に選考委員によって決定されます。
現在、選考委員による一次選考が終わり、下記9作品が優秀作品として選出されています。

この中から最終選考を行い、大賞が決定します。

WEBサイトフットボールチャンネル上では、本日2月22日から読者の皆さんから読者賞の投票をスタートさせます。
読者賞受賞作は授賞式にて発表! ぜひ奮って投票下さい。

※投票締め切りは3/12(日)となります。
※授賞式はオンライン開催を予定しております。

「サッカー本大賞2023」の優秀作品(発売日順)

■競争闘争理論 サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか?(ソル・メディア)
河内一馬(著)

■バルサ・コンプレックス “ドリームチーム”から“FCメッシ”までの栄光と凋落(ソル・メディア)
サイモン・クーパー (著)、山中忍 (訳)

■戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦(あすなろ書房)
鈴木まもる(著)

■TACTICAL FRONTIER 進化型サッカー評論(ソル・メディア)
結城康平(著)

■DO YOU SPEAK FOOTBALL? 世界のフットボール表現事典(イースト・プレス)
トム・ウィリアムズ(著)、堀口容子(訳)

89か国、700ワード。圧倒的な調査量。フットボール用語ガイドの決定版フットボールを語ることは、1,000もの言語を語ること。本書は世界中のフットボール用語を集めた画期的な本。世界のファン、コメンテーター、選手が使う、楽しくてちょっとひねくれた、クリエイティブなことばを豊富に掲載した。ブラジルで言う「フクロウの寝場所」に叩き込むシュートから、ドイツ人が疑惑のゴールを指して言う「ウェンブリー・ゴール」、オランダで「チョコレートの脚」を使うとはどういうことかまで、調査を尽くした本書には、楽しさと知識が等しく詰まっている。サッカー実況のプロも絶賛!実況者はいつも言葉を探している。サッカーはやんちゃな競技だからといって、そのまま放送で使うとお叱りを受けそうなものも多いが、「この表現、面白くない?」とそそのかされてうずうずする。倉敷保雄[フリーアナウンサー]我々実況者が咄嗟の閃きから捻り出す「ことば」には、その人のサッカー観、人生観が滲み出ている。本書は、フットボールの瞬間を表現する「ことば」が国によってかくも千差万別で自由で含蓄に富んでいることを教えてくれる。下田恒幸[実況アナウンサー]日本語版のための序文:ベン・メイブリーイラスト:遠山敦SNSでハッシュタグを検索!#doyouspeakfootball世界のメディア絶賛!「面白くて蘊蓄に溢れ、細かい情報も満載なので、読む楽しさは尽きない。自分はフットボール用語に詳しいと思う人にうってつけ」バーニー・ロネイ「ガーディアン」紙「魅力的で必要な著作」ジョナサン・ウィルソン「ブリザード」誌創刊人「面白さと知識が等しく詰まった本。ダンディー・ユナイテッドがナイジェリアでこんな恥ずかしいことになっていたなんて」オリヴァー・ケイ「タイムズ」紙「ちょっと癖があって、はまる要素満点、エピソードが一杯。単なる用語集をはるかに超え、記述は正確で軽妙、極上だ。稀に見る快作」ジョナサン・ノースクロフト「サンデー・タイムズ」紙「ついに出た、世界のフットボール用語ガイドの決定版。本書全体でこの競技の豊かな表現が光を放ち、はまってしまう面白さだ。鮮やかにして笑いを誘う」ポール・ヘイワード「デイリー・テレグラフ」紙「スーパーな本!」ラファエル・ホーニッヒシュタイン「ESPN」「股抜き」だけでもこれだけある ※ほんの一部ですパイプ、トンネル(アルゼンチン)ペン、小窓(ブラジル)ワッシャー(ペルー)ナツメグ(イングランド)脚のシュート(ドイツ)パンツ(ポルトガル)飼葉桶、ヴァイオリン(チェコ)エプロン(ハンガリー)トンネル(クロアチア)ハッチ(ノルウェー)小さなネット(ブルガリア)門(オランダ)小さな橋(フランス)スカート(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)O脚(ジンバブエ)卵(モロッコ)ヤッリ(セネガル)シボボ(南アフリカ)サラダ(ジャマイカ)橋(サウジアラビア)卵を孵す(韓国)下水道を通す(香港)尻通し(タイ)針を通す(ベトナム)
https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781620916

■ONE LIFE ミーガン・ラピノー自伝(海と月社)
ミーガン・ラピノー(著)、栗木さつき(訳)

■フットボール代表プレースタイル図鑑(カンゼン)
西部謙司(著)

■セリエA発アウシュヴィッツ行き~悲運の優勝監督の物語(光文社)
マッテオ・マラーニ (著)、小川光生 (訳)

■女子サッカー140年史:闘いはピッチとその外にもあり(白水社)
スザンヌ・ラック (著)、実川元子 (訳)

●読者投票はこちらから!

【サッカー本大賞とは】

良質なサッカー書籍が、日本のサッカー文化を豊かにする。
2014年(平成26年)に設立された、サッカーに関する書籍を対象にした文学賞です。
良い本はサッカーの見方を豊かにしてくれます。また、日本でサッカーがナンバー1スポーツになり、世界に誇れるサッカー文化を築いていくためには、高い志と情熱をもって作られた良質なサッカー書籍がもっともっと多く世に出て、多くの人に読まれて欲しいと思っています。サッカー本大賞の創設はそうした思いが出発点になっています。

■選考委員 (五十音順、敬称略)

金井真紀(かない・まき)
1974年生まれ。文筆家・イラストレーター。任務は「多様性をおもしろがること」。著書に『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『サッカーことばランド』(ころから)、『世界はフムフムで満ちている』(ちくま文庫)、『聞き書き世界のサッカー民 スタジアムに転がる愛と差別と移民のはなし』(カンゼン)、『日本に住んでる世界のひと』(大和書房)、『おばあちゃんは猫でテーブルを拭きながら言った 世界ことわざ紀行』(岩波書店)など。


佐山一郎(さやま・いちろう)
作家、編集者。アンディ・ウォーホルズ『Interview』誌と独占契約を結んでいた『Studio Voice』編集長を経て84年、独立。主著書に『東京ファッション・ビート』(新潮カラー文庫)、『「私立」の仕事』(筑摩書房)、『闘技場の人』(河出書房新社)、『サッカー細見 ’98~’99』(晶文社)、『デザインと人』(マーブルトロン)、『雑誌的人間』(リトル・モア)、『VANから遠く離れて −評伝石津謙介−』(岩波書店)、『夢想するサッカー狂の書斎 −ぼくの採点表から−』(カンゼン)、『日本サッカー辛航紀 愛と憎しみの100年史』(光文社新書)。Instagram: @sayamabar


陣野俊史(じんの・としふみ)
1961年生まれ。文芸評論家、フランス語圏文学者。長崎生まれ。サッカー関連の著書に『フットボール・エクスプロージョン!』(白水社)、『フットボール都市論』(青土社)、『サッカーと人種差別』(文春新書)、翻訳書に『ジダン』(共訳、白水社)、『フーリガンの社会学』(共訳、文庫クセジュ)など。


幅允孝(はば・よしたか)
有限会社BACH(バッハ)代表。ブックディレクター。人と本の距離を縮めるため、公共図書館や病院、学校、ホテル、オフィスなど様々な場所でライブラリーの制作をしている。安藤忠雄氏が設計・建築し、市に寄贈したこどものための図書文化施設「こども本の森 中之島」では、クリエイティブ・ディレクションを担当。最近の仕事として「早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)」での選書・配架、札幌市図書・情報館の立ち上げや、ロンドン・サンパウロ・ロサンゼルスのJAPAN HOUSEなど。神奈川県教育委員会顧問。


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