「近大・ロシア ものづくり学生フォーラム」をオンライン開催 近大モノづくり工房が開発した"近大マスク"を通して国際交流
近畿大学(大阪府東大阪市)は、令和3年(2021年)2月19日(金)に、「第1回近大・ロシアものづくり学生フォーラム」をオンラインで開催します。
本フォーラムは、文部科学省補助事業「大学の世界展開力強化事業」に採択されたプロジェクト「日露間で活躍できるモノづくり中核人材の育成」の一環として開催するものです。日本とロシアから参加する約100人の理工系学生に、近畿大学が新型コロナウイルス対策として開発した「近未来型公衆衛生用プラスチック製マスク(通称:近大マスク)」を事前に配布し、本フォーラムを盛り上げます。
【本件のポイント】
●コロナ禍における国際交流として、日露学生が参加するものづくりフォーラムをオンラインで開催
●"オール近大"新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクトの一環で開発した「近大マスク」を通して、日本のモノづくりの技術の高さを再認識する機会
●日露約100人の理工系学生が交流しながら、日本とロシアで売れるものづくり製品を考える
【本件の内容】
近畿大学は平成29年度(2017年度)、文部科学省補助事業「大学の世界展開力強化事業」に採択され、近畿大学とロシアの協定校との双方向交流を通じて、モノづくり分野で活躍できる人材を育成する事業を展開しています。
今回の国際フォーラムは、近畿大学理工学部の学生30人、ロシアの7つの協定校(モスクワ国立大学、ドゥブナ国立大学、モスクワ工業物理大学、極東連邦大学、ドン国立工科大学、カザン連邦大学、チュメニ大学)から62人の理工系学生が参加し、Zoomを利用して、国際交流を行うオンラインイベントです。
事前研修としてフォーラム前日までに、6人程度の日本人・ロシア人混成チームで、意見交換を行い、「ロシアと日本のビジネス環境」や「ロシアにおける自動車製造・販売の現状」をテーマとしたオンラインセミナーに参加するなどして、モノづくりワークショップでの発表へ向けて準備を進めます。当日はその内容を踏まえ「日本とロシアで売れる製品を考えよう!」をテーマにグループワークショップを行います。
また、フォーラムを盛り上げるアイテムとして、近大モノづくり工房(センター長:理工学部教授 西籔 和明)が文芸学部や東大阪ものづくり企業の協力を得て開発した「近未来型公衆衛生用プラスチック製マスク(通称:近大マスク)」を参加学生に事前配布します。「近大マスク」は、「"オール近大"新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」を通して開発されたもので、金型の技術を使って作られた近大マスクを身に付けることにより、日本のモノづくりの技術の高さを再認識する機会を提供します。
【開催概要】
日 時:令和3年(2021年)2月19日(金)16:00~18:00
テーマ :日本で売れる製品・ロシアで売れる製品を
近大とロシアの理工系の学生で考えよう!
開催方法:オンライン(Zoomを使用)
参加者 :近畿大学在学生30人、ロシアの協定校の学生約62人
【関連リンク】
理工学部 機械工学科 教授 西籔 和明(ニシヤブ カズアキ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/923-nishiyabu-kazuaki.html