国の「グリーンスローモビリティ」実証調査都市に選定!
本年度、国土交通省が全国公募した「グリーンスローモビリティの活用に向けた実証調査支援事業」に、福山市(広島県)が企画提案した鞆の浦の「『しおまち(潮待ち)モビリティ』実証事業」が全国5地域のうちの1つに選定・採択されました。
この実証調査は、狭い小道や急な坂道などを小型の電動自動車でゆっくりと走れるグリーンスローモビリティを活用し、高齢者の移動手段の確保や観光客の散策支援などの交通課題の解決と低炭素型モビリティの導入を同時に進め、地域の移動手段としての導入、事業性、CO2削減効果などの有効性を検証するものです。
今回採択されたことにより、国からグリーンスローモビリティ車両が無償で提供され、国土交通省や外部専門機関から助言支援をもらうことができます。
新しい社会の姿を提案する都市として「まるごと実験都市ふくやま」を推進している福山市では、バス事業者の鞆鉄道株式会社、タクシー事業者のアサヒタクシー株式会社と連携しながら、全国初のバスやタクシー事業者による運行モデルをめざします。
【実証調査場所】
鞆町、走島町
【時期】
2018年(平成30年)10月中旬~翌年1月までの間の約2週間
※グリーンスローモビリティとは
電動で、時速20km未満で公道を走る、4人乗り以上のモビリティ
【本リリースに関するお問い合わせ先】
福山市役所(建設局都市部都市交通課)
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◆福山市について
福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約47万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年には築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。
福山市公式ホームページ
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