「大阪フィルハーモニー交響楽団 鑑賞会」を開催 ドナウ交響楽団主催の国際指揮者コンクール優勝者を指揮に迎えて

2023-01-26 14:00
平成31年(2019年)2月に開催された芸術鑑賞会

平成31年(2019年)2月に開催された芸術鑑賞会

近畿大学附属和歌山高等学校・中学校(和歌山県和歌山市)は、令和5年(2023年)1月31日(火)、本校生徒向けの大阪フィルハーモニー交響楽団の演奏を鑑賞する芸術鑑賞会を和歌山県民文化会館において、開催します。

【本件のポイント】
●国際的に活躍する指揮者を迎えて、芸術鑑賞会を開催
●優れた音楽作品に直接触れることによって、生徒が豊かな感受性を養う
●芸術鑑賞会を通して、生徒が本格的な演奏会に適した鑑賞態度を身につける

【本件の内容】
近畿大学附属和歌山高等学校・中学校では、古典芸能やクラシックなど、良質な芸術に触れることを目的とした芸術鑑賞会を年2回開催しています。生徒が実際に優れた芸術作品に触れることで、豊かな感受性を養うとともに、本格的な芸術公演に適した鑑賞態度を習得することを目的としています。新型コロナウイルス感染症の拡大のため、3年ぶり37回目の開催となります。
今回は、和歌山県民文化会館を会場として、国際指揮者コンクールで優勝経験もある指揮者の中田 延亮氏と、大阪フィルハーモニー交響楽団をお招きし、ベートーヴェンの「運命」などを鑑賞します。

【開催概要】
日時:令和5年(2023年)1月31日(火)14:00~15:30
会場:和歌山県民文化会館 大ホール
  (和歌山市小松原通り1丁目1番地、南海電鉄「和歌山市駅」より徒歩約20分)
対象:本校の高校1・2年生、中学1・2・3年生 1,258人
演奏:大阪フィルハーモニー交響楽団(指揮:中田 延亮)
曲目:モーツァルト/歌劇「劇場支配人」序曲
   ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲
   ベートーヴェン/交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」

【中田 延亮氏 プロフィール】
京都生まれ。筑波大学医学専門学群在学中に桐朋学園ソリスト・ディプロマコースに入学、コントラバスを専攻する一方で指揮を学び、在学中より活動を開始する。その後、平成17年(2005年)より本拠を欧州に移し、ウィーン市音楽院古楽科などで更に学んだ。また巨匠ジャン・フルネ氏に認められ、最晩年の生徒として師事し薫陶を受ける。平成19年(2007年)ブルガリアのスタラザゴラ歌劇場でヨーロッパデビュー、またドナウ交響楽団主催の国際指揮者コンクールで第1位を受賞。その後はラトヴィア国立交響楽団とのエストニアツアーなど各国への客演を続けている。これらに加え、ポルト・アレグレ交響楽団(ブラジル)、ブラショフ歌劇場(ルーマニア)、新日本フィル、東京フィル、東響、札響、群響、九響、関西フィル、日本センチュリー響、京響などと共演を重ねている。平成2年(2008年)~平成22年(2010年)までの間スタラザゴラ歌劇場首席客演指揮者。また、コントラバス奏者としては新日本フィルハーモニー交響楽団とバレンシア歌劇場管弦楽団に在籍した他、オーストリア・スペインの古楽団体、室内アンサンブルの公演にも数多く参加した。

【大阪フィルハーモニー交響楽団】
大阪フィルハーモニー交響楽団は、昭和22年(1947年)、朝比奈 隆氏を中心に「関西交響楽団」という名称で生まれました。昭和25年(1950年)の社団法人化、昭和35年(1960年)の改組を経て、平成24年(2012年)4月から「公益社団法人大阪フィルハーモニー協会」となりました。創立から平成13年(2001年)までの55年間、朝比奈 隆氏が音楽総監督・常任指揮者を務め、個性と魅力溢れるオーケストラとして親しまれてきました。大植英次音楽監督時代には、「星空コンサート」「大阪クラシック」といった大型プロジェクトで注目を集め、平成26年(2014年)~平成28年(2016年)シーズンは井上 道義を首席指揮者に迎え、「ショスタコーヴィチ/交響曲第4番」「交響曲第7番」「交響曲第11番」が相次いでリリースされる等、高い評価を得ました。平成30年(2018年)4月、尾高 忠明氏が音楽監督に就任。現在、フェスティバルホールを中心に全国各地で演奏活動を展開しています。

【関連リンク】
近畿大学附属和歌山高等学校・中学校
https://www.hwaka.kindai.ac.jp/

画像・ファイル一覧
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.