本棚のカテゴリーと配架された図書をテーマにアート作品を制作 図書スペースを会場に学生作品の展示会「図書とアート展」を開催

2024-07-12 15:00
令和5年(2023年)に開催した「図書とアート展」の様子

近畿大学文芸学部(大阪府東大阪市)芸術学科造形芸術専攻准教授 佐藤好彦ゼミと同准教授 野嶋革ゼミは、令和6年(2024年)7月19日(金)から28日(日)までの期間、近畿大学東大阪キャンパス内の図書スペース「ビブリオシアター」にて、学生作品の展示会「図書とアート展」を開催します。

【本件のポイント】
●図書スペースの本棚に学生のアート作品を展示する「図書とアート展」を一般公開
●近畿大学独自の図書分類システム「近大INDEX」をテーマに、学生がアート作品を制作
●一般公開することで、来場者とゼミ生が作品を介してコミュニケーションを育む機会を創出

【本件の内容】
立体造形を扱う文芸学部の佐藤ゼミでは、アートの技法だけでなく、「何をつくるか。何故つくるか。」といった制作の根本を問う研究をしています。「図書とアート展」では、会場となる図書スペース「ビブリオシアター」で用いられている近畿大学独自の図書分類システム「近大INDEX」を表現テーマとすることで、本棚のカテゴリーとリンクしたアート作品を展示します。「ビブリオシアター」では、「注目すべき個性たち」「文学をマンガする」など配架エリアごとにユニークな名称がつけられています。エリアの名称やそこに配架された図書から湧き上がるイメージを基に、学生がアート作品を制作しました。来場者は、本棚ごとに図書とアート作品の関係性を考えるなど、芸術を通じた特別なコミュニケーションを体験することができます。
今年で3回目の開催となる今回は、初めて2つのゼミによる共同開催となり、15名の学生が制作した15作品を展示します。「芸術作品は鑑賞されてこそ成立するもの」との考えから、昨年同様に一般公開を行い、来場者とゼミ生が作品を介してコミュニケーションを育む機会を創出します。

【開催概要】
日時  :令和6年(2024年)7月19日(金)・20日(土)8:45~22:00
     7月22日(月)~27日(土)8:30~22:00
     7月28日(日)10:00~18:00
場所  :近畿大学東大阪キャンパス
     アカデミックシアター5号館 ビブリオシアター
     (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩10分)
制作者 :文芸学部芸術学科 佐藤ゼミ生 9名、野嶋ゼミ生 6名
対象  :一般の方(入場無料、事前申込不要)
お問合せ:近畿大学文芸学部学生センター TEL(06)4307-3061

【参加学生のコメント】
文芸学部芸術学科造形芸術専攻 3年 市森己佑矢(こうや)さん
図書は、読者に数多くの知識や情報を与えてくれるとともに、さまざまな世界を体験することができるものです。そんな図書が並ぶアカデミックシアターで、制作者それぞれが『図書』から着想を得て制作した作品を展示します。是非お越しいただき、『アート』を通して新たな視点で『図書』を楽しんでいただければと考えています。

【関連リンク】
文芸学部 芸術学科 准教授 佐藤好彦(サトウヨシヒコ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2776-satoh-yoshihiko.html
文芸学部 芸術学科 准教授 野嶋革(ノジマアラタ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2444-nojima-arata.html

文芸学部
https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/

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