明治時代から伝わる伝統の大釜で七草粥を 新年を味わうイベントで、東大阪市指定文化財の旧河澄家をPR

近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科教授の峰滝和典(みねたきかずのり)ゼミで、コミュニケーション論を学ぶ学生らが、平成29年(2017年)1月8日(日)、東大阪市指定文化財の旧河澄家PRイベントとして、「カマドで七草粥」を開催します。

【本件のポイント】
●旧河澄家にて明治時代から伝わる伝統のお釜で炊いた日本の行事食である七草粥を提供し、日本の文化継承と東大阪の文化財PRを行う
●東大阪市指定文化財に足を運んで頂き、地元の財産への理解と関心を深めるイベント
●イベントの準備・実施を担当することで、学生は実践的な企画・運営能力を習得する

【本件の概要】
経営学部峰滝ゼミの学生は、東大阪市指定文化財「旧河澄家」の指定管理者である株式会社アスウェルと共に、平成27年(2015年)度から旧河澄家のPRに取り組んでいます。より多くの方に足を運んで頂く機会を作り、旧河澄家への関心を深めてもらうため、今回は日本の伝統行事の一つである七草粥にちなんで、明治時代から伝わる伝統の大釜を使用して七草粥を振る舞うイベントを行います。また、旧河澄家で育てられた大根を使用して学生が作った漬物の提供に加え、レンコンなどの野菜ハンコを使った絵葉書作り、ブンブンゴマなどの昔遊び体験ブースも設けます。本イベントは今年で2回目で、昨年は約300人が参加しました。

■日  時:平成29年(2017年)1月8日(日) 10:00~14:00
■場  所:旧河澄家(東大阪市指定文化財)
      (東大阪市日下町7丁目6番39号、近鉄奈良線「石切駅」から徒歩約20分)
■対  象:一般の方(参加無料、申込み不要)
■主  催:孔舎衙(くさか)校区福祉委員会
■共  催:旧河澄家指定管理者 株式会社アスウェル
■後  援:近畿大学経営学部 峰滝ゼミ
■お問合せ:旧河澄家 TEL(072)984-1640 http://www.kyu-kawazumike.jp

【本件の背景】
経営学部峰滝ゼミの学生は、地元の再認識と文化の発信をコンセプトに旧河澄家指定管理者である株式会社アスウェルと協力し、旧河澄家をPRするプロジェクトに取り組んでいます。旧河澄家PRイベントは、平成27年(2015年)4月から計21回行われており、男女問わず様々な世代の方から好評を得ています。

【旧河澄家について】
旧河澄家は江戸時代の旧家で、明治初期には第19代当主の河澄雄次郎が私財を投じて小学校を設立するなど、地域の発展に貢献しました。住宅は増改築を繰り返しながらも江戸時代初期の様相を残した主屋があり、その西側に数奇屋風書院造りの棲鶴楼(せいかくろう)と呼ばれる奥座敷があります。棲鶴楼は、寛政10年(1798年)に「雨月物語」の作者で知られる上田秋成が訪れた史跡であり、近郷文人たちの文芸サロンとなっていました。

【学生のコメント】
経営学部キャリア・マネジメント学科2年 川辺彩加(かわべあやか)さん
今回の「七草粥イベント」は、ゼミの先輩から受け継ぎ、2年生が主担当する初めての企画です。地域の方に関心を深めて頂ける企画を検討し、指定管理者である株式会社アスウェルの担当者と打ち合わせを重ねてここまで準備をしてきました。その中で、企画や事前準備を進めていく難しさを実感しましたが、昨年以上に多くの方に参加いただけることを願っています。

【関連リンク】
経営学部キャリア・マネジメント学科 教授 峰滝 和典(ミネタキ カズノリ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/105-minetaki-kazunori.html

明治時代から伝わる、旧河澄家のお釜
明治時代から伝わる、旧河澄家のお釜

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