12/16(火)近畿大学文芸学部新校舎落成記念シンポジウム「医療とアート」

近畿大学(大阪府東大阪市)では、平成22年度(2010年)から、医学部 と文芸学部の間で「HARTプロジェクト」と名付けられた連携事業を展開してきました。「HART」とは、「heart(心)」と「art(芸術)」とを重ね合わせた造語です。「HARTプロジェクト」は「ホスピタル・アメニティ」の概念の下に、医学部附属病院 における医療と文芸学部におけるアートあるいは文芸研究の成果を融合させ、患者さんたちのために明るく快適な医療空間を作り出そうとする企画です。この度は、文芸学部芸術学科新校舎「D館」落成の記念イベントの一環として、シンポジウム「医療とアート」を開催し、「ホスピタル・アメニティ」の可能性について考えます。


【本件のポイント】

●医学博士で元医学部長の塩﨑均学長 による「ホスピタル・アメニティへの展望」についての講演
●「ホスピタル・アート」を巡る医学部・文芸学部の取り組みの実際と課題を検討
●「医学から芸術まで」を持つ総合大学としての近畿大学の社会的役割と可能性を議論


【本件の概要】

 「HARTプロジェクト」は、総合大学である近畿大学の利点を活かし、医学部附属病院と文芸学部の連携によって「ホスピタル・アメニティ」の概念の下に新しい医療環境を共同で開発する企画です。このシンポジウムによって、高度科学技術社会の中で一見かけ離れたように思われる医学と芸術もしくは文学等との関係を問うことにより、新しい医療と新しい芸術の可能性について考え、将来の展望を探究します。

■ 日時 : 平成26年(2014年)12月16日(火) 14:50~16:20
■ 開場 : 近畿大学東大阪キャンパス D館
      (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
■ 対象 : 一般の方入場可能(入場無料・事前申し込み不要)
■ お問合せ : 近畿大学文芸学部事務部 TEL:(06)4307-3061


【プログラム】

1. 講演 塩﨑均学長 「ホスピタル・アメニティへの展望」14:50~15:10
2. パネルディスカッション15:20~16:20  テーマ:「医療とアートのかかわり」
 〔パネラー〕
  塩﨑  均  学長
  三井 良之  医学部准教授、医学部附属病院院内サービス向上・業務改善委員会委員長
  森口 ゆたか NPO法人アーツプロジェクト理事長、文芸学部非常勤講師
  岡本 清文  文芸学部教授・造形芸術
  盛  加代子 文芸学部准教授・舞台芸術
  田花 永久  医学部附属病院院内サービス向上・業務改善委員会 事務担当

 〔司会〕
  井面信行  文芸学部教授・造形芸術


【HARTプロジェクトのこれまでの主な実績】

●平成22年度(2010年度)
・文芸学部芸術学科造形芸術専攻4年生展(8月9日~9月18日)
・岩岡航路教授個展〔油彩画展〕(9月20日~10月16日)
・ベッドサイドユニバーシティ第1回 絵画鑑賞教室/井面信行教授(12月24日)Web講座
●平成23年度(2011年度)
・百花繚乱展(7月19日~30日)
・フィラデルフィアU-Arts+近畿大学・日米共同展(8月11日~9月17日)
・文芸学部芸術学科造形芸術専攻4年生展(9月19日~10月15日)
・空間デザイン:小児処置室(9月5日竣工式)
・ベッドサイドユニバーシティ第2回 歌舞伎のルーツ/林公子准教授(当時)(6月7日)Web講座
・演劇公演/盛加代子准教授+舞台芸術専攻学生「言の葉」(9月24日)

●平成24年度(2012年度)
・文芸学部芸術学科造形芸術専攻4年生展(8月6日~9月22日)
・空間デザイン:手術室までの空間、手術室前室(色彩、家具、照明)サイン計画
小児処置室PPEデザイン
・ベッドサイドユニバーシティ第3回「短編小説を読む」佐藤秀明教授、盛加代子准教授
(7月2日)Web講座
・演劇公演/盛加代子准教授+舞台芸術専攻学生「のんべんだらりん」(9月15日)
・「旅のテーマによる版画展」(12月3日~1月19日)
●平成25年度(2013年度)
・演劇公演/盛加代子准教授+舞台芸術専攻学生「かめんわーかー」(9月21日)

●平成26年度(2014年度)
・演劇公演/盛加代子准教授+舞台芸術専攻学生「PLAY STAGE」(9月26日)
・「岩岡航路展」(10月13日~11月21日)

廊下ギャラリー(上)、舞台講演(下)
廊下ギャラリー(上)、舞台講演(下)

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