コロナウイルス流行後、肌の状態が気になった男性は25%。年齢が上がるほど、気にならない

「男性のスキンケア」に関する調査結果を発表

株式会社ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用し、全国に住む20代~50代の男性を対象に「スキンケア」に関するWEBアンケートを実施いたしました。調査期間は2020年9月24日(木)~9月28日(月)。有効回答は868人から得ました。

調査サマリ

●スキンケア商品を使用するきっかけは主に「商品のパッケージを見て」「店頭商品の広告やPOP」「SNS上やネットのクチコミ」

●コロナウイルス流行前と比較し、自分の肌の状態が気になった男性は25%。年齢が上がるほど、気にならない

●「スキンケアがより丁寧になった」派と、「スキンケアの頻度が減った」派で分かれる

スキンケア商品を使用するきっかけは主に「商品のパッケージを見て」「店頭商品の広告やPOP」「SNS上やネットのクチコミ」

男性が使用しているスキンケアは「洗顔料」が76.5%で最も高い結果となりました。次いで、「化粧品(47.2%)」、「シェイビングフォーム(36.6%)」と続きます。
次に、スキンケア商品を使用するきっかけについて聞いたところ、「店頭商品の広告やPOP」「商品のパッケージを見て」「SNS上やネットのクチコミ」が高い結果となりました。(図1)
「SNS上やネットのクチコミ」が使用するきっかけの上位になっている要因のひとつとして、新型コロナウイルスにより、外出する機会が少なくなったことが影響している可能性があります。

商品の購入の仕方に変化があった(ピックアップ)

流行前は実店舗に行って商品の比較をしながら購入するのが普通だったが流行後は店舗内での滞在時間を極力減らすために事前に商品の口コミなどを調べて買うことが増えた。(30代男性)

コロナウイルスが流行する前は店頭で商品をゆっくり見て検討して購入していたけどコロナ後はネットで口コミを見たりして良さそうなものをあらかじめ決めてから店頭で買うようになった。(30代男性)

【図1】現在使用しているスキンケア商品のきっかけ(単一回答・n=434)※上位5位抜粋

コロナウイルス流行前と比較し、自分の肌の状態が気になった男性は25%。年齢が上がるほど、気にならない

新型コロナウイルス流行前と比較し、自分の肌の状態が気になるか聞いたところ、「気になる」と回答した人は、25.4%となりました。年代が上がるほど、気にならない傾向があります。20代・30代で「気になる」と回答した人は3割近くですが、50代になると18.7%まで下がっています。(図2)

【図2】新型コロナウイルス流行前後と比べ、自分の肌の状態が気になるか。(単一回答・n=871)

「スキンケアがより丁寧になった」派と、「スキンケアの頻度が減った」派で分かれる

次に、新型コロナウイルス流行前と比較し、スキンケアで大きく変わったことについて聞きました。下記に、興味深い回答を一部紹介いたします。

マスクによる肌荒れでスキンケアをより丁寧に行うように

マスクによる肌荒れ、特に乾燥が酷くなったので、コロナ前よりも丁寧にケアするようになった。(30代男性)

マスクをする機会が増え肌荒れするようになったので小まめに洗顔シートを使って顔を拭くようになり加えて保湿の頻度も増えた。(40代男性)

こまめに手荒いと同時に顔をあらうようになったのでスキンケアに気を使うようになった(40代男性)

外出が減り、スキンケアの頻度が減った

外出する機会が減ったので、以前ほど時間をかけなくなったかもしれない。(40代男性)

同じブランドを使用しているが、打ち合わせや出勤が激減してスキンケアの利用頻度が減ってしまった(50代男性)

調査項目

●普段、スキンケア商品を使ってスキンケアをしている頻度(SA)
●現在使用しているスキンケア商品(MA)
●現在使用しているスキンケア商品の使用しているきっかけ(SAマトリックス)
●現在使用しているスキンケア商品の主な購入場所(SAマトリックス)
●新型コロナウイルス流行前後でスキンケア新商品を見る頻度の変化(SA)
●新型コロナウイルス流行前後で見る頻度が増えたスキンケア新商品(MA)
●新型コロナウイルス流行前後での自分の肌の状態が気になるかどうか(SA)
●新型コロナウイルス流行前後でよりスキンケアをするようになったか(SA)
●新型コロナウイルス流行前後でよりスキンケアをするようになったのはなぜか(MA)
●新型コロナウイルス流行前後でよりスキンケアをしなくなったようになったのはなぜか(MA)
●新型コロナウイルス流行前後で、スキンケア商品をECサイト(Amazon,楽天など)で見る頻度の変化(SA)
●新型コロナウイルス流行前後で、スキンケア商品のメーカー・ブランドの公式サイト(そのブランドの通販サイト)を見る頻度の変化(SA)
●新型コロナウイルス流行前後で、スキンケア商品のWEB広告やSNS広告との接触時間の変化(SA)
●新型コロナウイルス流行前と比較し、スキンケア商品の買い物の仕方で変わったこと(MA)
●新型コロナウイルス流行前と比較し、スキンケアで大きく変わったこと(FA)

会社概要

企業の商品開発や商品育成支援を目的に、マーケティングサービスを提供しています。リサーチ事業では、定性調査と店頭調査に強みを持ち、マーケターの仮説づくりや検証のためのリアルな事実データの収集・提供を行っています。また、プロモーション事業では、ネット上でのサンプリングや店頭購買型サンプリングでのトライアー獲得支援、クチコミによるファン育成支援を行っています。

会社名 :株式会社ドゥ・ハウス
設立  :1980年7月7日
代表者 :代表取締役社長 小笠原 亨

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