6/25(木)近大生が京北のそば粉を使用したスイーツを販売 近畿大学経営学部

2015-06-17 15:00

近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科教授の峰滝和典ゼミ(コミュニケーション論専攻、23人)では、京都市右京区京北のPRイベントとして、平成27年(2015年)6月25日(木)にグランフロント大阪で行われる「木曜マルシェ」に出店します。京北産のそば粉を使用した西洋菓子のフィナンシェ「ソバンシェ」や、京北の無農薬野菜を販売します。

【本件のポイント】
●京都市右京区京北のPRのため本学学生が考案した「ソバンシェ」の試作品を販売
●当日にお客様に試食していただき80円以上の言い値で販売
●製作・販売を通じて、企画力・マーケティング力・コミュニケーション力を身につける

【本件の概要】
今回のイベントでは、京北で栽培されたそば粉を使用したフィナンシェ「ソバンシェ」を販売します。京北のそば粉を使用することで和風テイストを加え、バターによる甘さや脂っぽさを抑えて、甘いものが苦手な方でも食べやすいように工夫しました。学生間で打ち合わせを重ね、スイーツの試作を行うなど、学生が主体となって商品開発を行いました。

当日はお客様に試食していただき、80円以上の言い値で販売することで、マーケティングを実践的に学びます。また、野菜販売については、学生が京北に何度も足を運び、生産者や木曜マルシェの担当者との度重なる交渉の末に実現しました。

■日  時:平成27年(2015年)6月25日(木) 13:30~19:00
■場  所:グランフロント大阪 うめきた広場B1F
■販売内容:「ソバンシェ」(80円以上の言い値で販売、限定20個〔売り切れ次第終了〕)
       京北産野菜
■お問合せ:NPO京北コミュニティビジネス TEL(075)852-1699

【本件の背景】
本学経営学部キャリア・マネジメント学科の峰滝ゼミでは、4年前からNPO京北コミュニティビジネスと共に、京都市中心部の近くにありながら過疎化がすすむ右京区京北の活性化に取り組んでいます。京北には、淀川と繋がる桂川上流の水源があります。京北を活性化することは大阪に住んでいる自分達の水源を守ることになるというNPO法人京北コミュニティビジネスの方のお話を聞き、学生たちが感銘を受けたことがきっかけで、活性化プロジェクトに参画することになりました。現在、京北では水質の良さを実感できるそば粉を使用して、地域活性化をめざす活動が行われています。そば粉というシンプルな材料を用い、学生目線で商品化するにあたり、高級感があって手土産としても人気のあるフィナンシェを製作することになりました。

【京都市右京区京北について】
淀川の上流域の桂川の源流に位置する京都市右京区京北。林業が盛んで、昔ながらの風情が残る町です。高地に位置し、水も非常に綺麗であることから、野菜の栽培も盛んに行われており、京北で採れる野菜は甘さとみずみずしさを兼ね備えた高品質なものです。

今回、販売する野菜は、京北地域の綺麗な水を使用している大川農園で生産されたものです。大川農園では、数十種類の野菜が作られており、その野菜本来の味を大切にするため、ほとんどが無農薬で作られています。

【参加学生のコメント】

経営学部キャリア・マネジメント学科3年生 リーダー 宮下湧輔さん
「ソバンシェ」の製作では、そば粉を使用すると生地が重たくなってしまうことや、作る日によって仕上がりが変わってしまうことなどが難しく、とても苦労しました。そば粉の配分など、何度も改良を重ねることで、しっとりとしたバター風味の新しいフィナンシェを開発することができました。

また、ソバンシェの開発や野菜販売というプロジェクトを実現するまでには、現地視察や企業・担当者との数度にわたる打ち合わせ、資料作成など、様々な挑戦がありました。その中で、自ら行動を起こし、関係者と信頼関係を築くことがプロジェクトの成功には欠かせないということを学び、大変貴重な経験ができました。

販売する「ソバンシェ」
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