廃棄米やニンジンの皮などを原料とした「さすてな紙袋」を発売 近畿大学文芸学部生が商品のロゴマークをデザイン

2024-01-30 15:00
さすてな紙袋

近畿大学文芸学部(大阪府東大阪市)芸術学科造形芸術専攻教授 安起瑩(あんきよん)ゼミは、紙袋の製造・販売を行うマツシロ株式会社(大阪府東大阪市)と連携し、廃棄米やニンジンの皮などをリサイクルしたSDGsな「さすてな紙袋」のロゴマークをデザインしました。本商品が、令和6年(2024年)2月1日(木)から、マツシロ株式会社のホームページとネット通販サイト「Amazon」にて発売されます。

【本件のポイント】
●地元東大阪の企業と連携し、文芸学部生が「さすてな紙袋」のロゴマークをデザイン
●廃棄物をリサイクルした商品開発に協力することで、SDGs達成に貢献
●産学連携により、学生が企業のリクエストに応えられるデザイン力を実学で身につける

【本件の内容】
文芸学部芸術学科造形芸術専攻の安ゼミは、マツシロ株式会社と連携し、令和元年(2019年)に共同制作した、災害への備えをわかりやすくデザインした「BIY(防災)バッグ」などの商品開発に取り組んでいます。
新たに、マツシロ株式会社から安ゼミに、5種類の廃棄される資源(下記参照)をリサイクルして制作するSDGsな紙袋のロゴデザインの依頼があり、授業の一環として学生がロゴマークを考案しました。紙袋に使用されているリサイクル素材が伝わりやすいようピクトグラム風にして、「環境を意識した商品開発に取り組む」という、マツシロ株式会社の経営理念が伝わるデザインにしました。また、サスティナブル(持続可能な)な紙袋という意味で、「さすてな紙袋」と命名しました。

文芸学部生がデザインした「さすてな紙袋」のロゴマーク

【「さすてな紙袋」5種】
(1)廃棄米など食べられなくなった米を加えた紙で作られた紙袋
(2)廃棄されるニンジンの皮を加えた紙で作られた紙袋
(3)廃棄されるビールのモルト粕を加えた紙で作られた紙袋
(4)サトウキビの搾りかすを原料に使用した紙で作られた紙袋
(5)石灰石を主原料として開発された新素材の紙で作られた紙袋

【販売概要】
商品名 :さすてな紙袋(5種4サイズ)
発売日 :令和6年(2024年)2月1日(木)
価格  :〈横型B5〉594円
     〈横型A4〉594円
     〈縦型小〉594円
     〈縦型大〉770円(税込)
販売場所:マツシロ株式会社ホームページ https://www.m-elitebag.co.jp/
     ネット通販サイト「Amazon」 https://www.amazon.co.jp/
お問合せ:マツシロ株式会社 TEL(072)962-1431

【マツシロ株式会社】
昭和35年(1960年)に日本で初めて紙袋にビニールを被せることを発案し、紙袋を買い物袋とする市場を作りました。環境を意識した商品づくりを進め、大手コンビニエンスストアなどでも商品を販売しています。「良い商品は良い企業から、良い企業は良い人間から形成される」をモットーに日々精進しています。
所在地   :大阪府東大阪市角田1丁目10-8
代表者   :代表取締役社長 松城幹夫
事業内容  :紙袋等袋物の製造・販売
創業    :昭和24年(1949年)
ホームページ:https://www.m-elitebag.co.jp/

【関連リンク】
文芸学部 芸術学科 教授 安起瑩(アンキヨン)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1111-an-kiyoung.html

文芸学部
https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/

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