「旧河澄家」で子供たち向けの七夕イベントを開催 経営学部の学生が東大阪市指定文化財をPR

東大阪市指定文化財「旧河澄家」
東大阪市指定文化財「旧河澄家」

近畿大学経営学部(大阪府東大阪市)キャリア・マネジメント学科教授の峰滝 和典ゼミ(コミュニケーション論)は、令和3年(2021年)7月4日(日)東大阪市指定文化財「旧河澄家」にて、地域の子供たちを対象とした「七夕工作」と、大阪で活躍するアンサンブルグループによるコンサートを開催します。

【本件のポイント】
●旧河澄家で七夕イベントを行うことで、日本の伝統文化継承と東大阪の文化財PRに貢献
●地元の方が東大阪市指定文化財の旧河澄家に訪れる機会をつくることで、地元の財産である文化財を身近に感じ、理解を深めるきっかけに
●イベントの準備・実施を担当することで、学生は実践的な企画・運営能力を習得する

【本件の内容】
経営学部の峰滝ゼミは、東大阪市指定文化財「旧河澄家」の指定管理者である株式会社アスウェルと共に地元の再認識と文化の発信をコンセプトとして、平成27年(2015年度)から旧河澄家のPRを続けています。特に子どもたちに旧河澄家を知ってもらうことを目的としており、昨年の七夕イベントでは団扇を使った七夕飾りの工作を行いました。
本年度は、七夕飾りの短冊と、七夕をイメージした「カラーフィルム万華鏡」の制作を行います。また、南大阪で活動しているフルート、チェロ、ビオラなどで構成されたアンサンブルグループ「アンサンブルビバーチェ」によるコンサートも実施します。
このイベントを通して、日本の伝統文化継承と東大阪市の文化財PRに貢献し、学生がイベントの準備・実施を担当することで、実践的な企画・運営能力を習得する機会とします。

【開催概要】
日  時:令和3年(2021年)7月4日(日)13:00~15:00
場  所:東大阪市指定文化財「旧河澄家」
     (東大阪市日下町7丁目6番39号、
     近鉄奈良線「石切駅」より徒歩約20分)
対  象:3歳以上(未就学児は保護者同伴)
定  員:15人(定員に達したため、申込締切済み)
主  催:旧河澄家指定管理者 株式会社アスウェル
共  催:近畿大学経営学部 峰滝ゼミ
お問合せ:旧河澄家 TEL(072)984-1640

【旧河澄家とは】
河澄家は、南北朝時代の応安二年(1369年)に入滅した日下連(くさかむらじ)河澄与市大戸清正に遡り、江戸時代には代々作兵衛を名乗り、日下村の庄屋を務めた旧家です。明治初期には第19代当主の河澄 雄次郎が私財を投じて小学校を設立するなど、地域の発展に貢献しました。
住宅は増改築を繰り返しながらも江戸時代初期の様相を残した主屋があり、その西側に数奇屋風書院造りの棲鶴楼(せいかくろう)と呼ばれる奥座敷があります。棲鶴楼は、寛政10年(1798年)に「雨月物語」の作者で知られる上田 秋成が訪れた史跡であり、近郷文人たちの文芸サロンとなっていました。

【峰滝ゼミについて】
経営学部峰滝ゼミは現在4年生(10期生)27人、3年生(11期生)19人が在籍しています。旧河澄家で行うイベントは、5期生が主体で活動していた頃に近畿大学のリエゾンセンターからの依頼がきっかけで始まりました。これまでに、七草粥づくりや日本の年末年始の遊び体験として福笑いを実施するなど、季節に合わせたイベントを行ってきました。現在は3年生のうち11人のメンバーでイベントを企画しており、当日は7人が参加する予定です。

【参加学生のコメント】
経営学部商学科3年 川戸 みどりさん
イベントを開催するにあたっては、東大阪市指定文化財である旧河澄家を通して、多くの人に日本の伝統文化を理解し、継承してもらうことを目標としています。活動を通して、私たちもまた、旧河澄家の歴史と古き良き日本の文化について学んでいます。このプロジェクトでは、企画・立案・運営など様々な役割を学生同士で協力して行っています。4月に行う予定だったイベントが緊急事態宣言のため中止となり、私たちの代だけで行うイベントはこれが初めてとなりますが、参加していただく皆様に楽しんでいただけるよう、新型コロナウイルス感染拡大防止対策をしっかりと行い、充実したイベントとなるように努めます。これからもたくさんの方に楽しんでいただけるような活動を行っていきます。

【関連リンク】
経営学部 キャリア・マネジメント学科 教授 峰滝 和典(ミネタキ カズノリ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/105-minetaki-kazunori.html

経営学部
https://www.kindai.ac.jp/business/


AIが記事を作成しています