~イモが地球を救う!~ 空中栽培によるサツマイモ収穫祭が開催されます

■趣旨・目的
サツマイモを活用した芋発電は、湖南市地域自然エネルギー地域活性化戦略プランにおけるバイオマス燃料製造プロジェクトに位置付けており、栽培からエネルギー化まで多くの人の関わりが可能であり、農業・福祉・エネルギーをつなぐまちづくりとして期待されています。
こなんイモ・夢づくり協議会では、近畿大学生物理工学部教授 鈴木高広先生が提唱される空中栽培サツマイモを活用したイモ発電に取り組んでいます。
今年は市内の小学校、福祉施設はじめ約40カ所で空中栽培が行なわれています。
今回、こなんイモ・夢づくり農園において、今年5月に植えた空中栽培によるサツマイモの収穫祭が行われます。

■日時
平成29年11月3日(金・祝)午前10時~正午(小雨決行)

■場所
こなんイモ・夢づくり農園(湖南市石部東4丁目30番地・31番地)

■内容
・サツマイモ収穫
・芋発電実験で出来たガスのお披露目
・芋スイーツの試食会

■主催
こなんイモ・夢づくり協議会

■協力
近畿大学、湖南市 地域創生推進課 地域エネルギー室

■問い合わせ
担当課名:湖南市 地域創生推進課 地域エネルギー室 担当者名:池本・山田
TEL(0748)71-2302 17時15分以降は、(0748)72-1290
FAX(0748)72-2000 E-mail:energy@city.shiga-konan.lg.jp

■講師プロフィール
近畿大学 生物理工学部生物工学科 教授 鈴木 高広
学   位:農学博士
専門分野 :バイオマスエネルギー、植物工場、化粧品
研究テーマ:植物工場、環境バイオリアクターシステム、太陽光エネルギーの効率的利用システム
出演番組 :フジテレビ「ホンマでっか!?TV」
      毎日放送「ちちんぷいぷい」
      テレビ朝日「モーニングバード」ほか
著   書:鈴木高広(平成26年)『イモが日本を救う!』 WAVE出版 ほか

■芋エネルギーについて
国内の芋の平均年間収量は15MJ/m²ほどです。一方、初夏の快晴の日には、農地に1日で30MJ/m²も太陽光が降り注いでいます。つまり、太陽光のエネルギーは大量に余っています。太陽光を無駄なくバイオマスに変換するには、空間的に作物を栽培し受光面積を広げればよいのです。日本にはエネルギー資源がないと思われてきました。しかし、国土には毎年100年分のエネルギーが空から降り注いでいます。
芋を国内で空間大量栽培すれば、原子力と化石燃料を全量代替するエネルギーとして有望です。水も耕作放棄地も大量にあります。炭酸ガス排出量の大幅削減と食糧問題の解決にも役立つ、芋エネルギーの研究は実用化に近づいてきました。芋の空間栽培法は、日本の年間消費エネルギー2000万TJを毎年供給することができ、化石燃料の輸入費用年20兆円を国内農家に振り向け、地域産業を活性化する切り札になります。

【関連リンク】
生物理工学部生物工学科 教授 鈴木 高広(スズキ タカヒロ)
http://www.kindai.ac.jp/meikan/146-suzuki-takahiro.html

昨年の収穫祭の様子
昨年の収穫祭の様子

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