「ビル再生100の物語」ダメビルのトリセツ_5

ビル再生100の物語 第62話

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

「ダメビルのトリセツ」を最初から読みたい方はコチラ

これがダメビルだ!7つの事例 その2

前回までに、「ナゼか集客できないダメなビルの条件」をご説明してきましたが、いかがでしたか?今回は、さらに具体的にダメなポイントを見ていきます。

日々我々が拝見するいろいろな現場で見かけた事例を2回にわたって解説します。

4つめ、「色がバラバラ」

これは普段から見ている自分のビルだとあまり気づかないポイントです。というか、お客さんも特に意識してコレがダメだな、と思うわけでもありません。

でもよく内見後に印象をお聞きすると、「悪くないんだけど、なんか違うんだよね~」ということがよくあります。

「なんか違う・・・」「何かってなんだよ?」

って思いませんか?その原因のひとつはコレです。
扉の色、床の色、巾木の色、消防のランプ、それぞれ色が多すぎなんですね。

扉とか自己主張しなくていいんです。それよりも、印象はトータルのデザインですので、全体として色調を統一するとか、色を減らすとかいうことがスマートに見せるコツです。

これは私の知人であるホテル内装のデザイナーもよく強調するポイントです。

5つめ、「内見時のココロエがイマイチ」

「そんなことないよ」って思いました?

内見の時に、お客さんが到着してから鍵を開けるオーナーとか管理会社って多いんですよ。せめてブラインドあけて明るくしましょう。景色がいい場合はなおさらです。

空調もかけておきましょう。夏場なんて蒸し風呂に入れるようなもんです。

内見客用に小さなペットボトルとかお手拭きを用意しとくとか、いいですね。
自宅にお客さん招くときとおんなじです。

6つめ「資料でウリを明確に」

これはビル自体の話ではないですが、資料がダサいとやっぱりソンします。

図面と賃料だけって資料、いまだに多いですよね。

ビルの外観写真もどうせ撮るなら天気のいい日に撮るとか、室内も広角レンズで撮るとか、地味なワザがいろいろあります。
これは当然として、近くの有名なお店の情報とか、眺望も「良好」って書くんじゃなくて景色の写真を載せるとか、トイレが快適とか屋上テラスがあるとか、お客さんは詳しければ詳しいほど喜びます。

特に最近はインターネットで散々調べ上げてから内見しますので、情報はもうこれ以上ないってくらい出しておくことが差別化になります。

これって、戦う前に差をつけることができますので特におすすめです。

最後です。「実は問合せ電話はかかってきていた?」

これは前にも話しましたね。
せっかくかかってきた問合せ電話に実は気づいていないだけかもしれません。

コールセンターに転送して応対してもらうか、せめて携帯電話に転送しておいてください。


始めて読まれる方に

中小築古ビルのオーナーを対象に空室対策を実戦的に解説した空室対策技術集を無料配布してします。

これまで、東京都心の中小型ビルが検討客を集められない4つの原因へ対応する考え方として、リーシングマネジメントという考え方が大切だとご説明しました。

リーシングマネジメントの基本的な考え方は、

「打点(空室を埋めること)は、打席数(認知度を上げること)×打率(決まりやすい条件やウリ)に比例する。」

です。

弊社での空室対策の事例やオーナーさんの声など、テナワンのHPにて詳しくご覧いただけます!