中学生向けプログラミング出前授業を実施 iPadやドローンを使い地元中学生のICTへの興味関心を高める

出前授業で活用する教育向けマイコンボード「micro:bit」(左)、ドローン(右)
出前授業で活用する教育向けマイコンボード「micro:bit」(左)、ドローン(右)

近畿大学工業高等専門学校(三重県名張市)は、令和3年(2021年)6月19日(土)に名張市立南中学校の生徒を対象に、プログラミングを学ぶための教育向けマイコンボード「micro:bit」やドローンを活用したプログラミング出前授業を実施します。南中学校は文部科学省のGIGAスクール構想によって全生徒がiPad端末を一人一台利用できる環境が整備されているため、そのiPad端末を活用してプログラミングを体験します。

【本件のポイント】
●一人一台のiPad端末を活用した授業で、地元中学生のICTに対する興味・関心を高める
●初心者でも簡単にプログラミングができるマイコンボードを用い、ドローンを制御
●本校の専攻科学生も授業に参加し、中学生へ教える経験を通じて自身の理解を深める

【本件の内容】
近畿大学工業高等専門学校では例年、伊賀・名張エリアの小・中学校を対象として、本校教員による授業を実施しています。令和3年(2021年)6月19日(土)に名張市立南中学校の生徒を対象に、制御情報コースの教員によるプログラミング出前授業を実施します。
名張市の中学校では、文部科学省のGIGAスクール構想によって生徒が一人一台iPad端末を利用できる環境が整備されています。本授業ではプログラミングを学ぶため、iPad端末を活用し、教育向けマイコンボードの「micro:bit」を使って簡単なゲームを作ります。次に、BASIC言語を使ってドローンの制御を体験します。これらを通じてICTに対する興味・関心を高め、課題解決に挑戦する能力を育成することを目的としています。教員に加えて専攻科の学生も指導員として参加し、中学生にとってより親しみやすい授業を実施するとともに、専攻科の学生にとっても中学生に教える経験を通じて自身の理解を深めることが期待できます。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3密に配慮して実施します。

【開催概要】
日時:令和3年(2021年)6月19日(土)9:00~12:00
場所:名張市立南中学校(三重県名張市つつじが丘南1-241)
   (近鉄大阪線「名張駅」からバス約20分「つつじが丘南一番町」下車)
対象:名張市立南中学校3年生 106人
指導:総合システム工学科制御情報コース 准教授 岩佐 英彦、
   准教授 本田 康子、准教授 小野 朗子、専攻科学生 3人

【教育向けマイコンボード「micro:bit」】
イギリスの公共放送局のBBCが開発した手のひらサイズの教育向けマイコンボードです。25個のLEDランプ、傾きセンサ、加速度センサ、入力ボタンなどを備えていて、iPadやパソコンで作成したプログラムを本体に転送することで、色々な目的に使用することができます。プログラミング言語には、コンピュータへの命令をあらわすブロックを組み合わせるビジュアルプログラミングが採用されており、初心者でも簡単にプログラミングを行うことができます。

【関連リンク】
近畿大学工業高等専門学校
https://www.ktc.ac.jp/


AIが記事を作成しています