【星のや東京】暑い夏の夜に怪談噺で涼を楽しむ「納涼・怪談落語」開催|期間:2022 年6月1日~8月31日の毎週土曜日

2022-04-27 10:00

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」は、2022年6月1日〜8月31日の毎週土曜日、暑い夏の夜に怪談噺で涼を楽しむ「納涼・怪談落語」を開催します。これは、深夜0時から丑三つ時といわれる2時頃にかけて落語家による怪談噺を聞き、恐怖に背筋をぞっとさせることで涼を楽しむ催しです。江戸時代の怪談の楽しみ方に倣い、藍色の浴衣を身にまとい、百個の行燈が並んだ空間で、落語協会所属の真打「玉屋柳勢(りゅうせい)」による怪談噺を聞き、涼を楽しみます。

背景

納涼とは、夏の暑さを避けるために涼しさや過ごしやすさを工夫を凝らして涼しさを創り出し、味わうことです。冷房機器のような文明の利器が存在しない江戸時代、人々は夏の暑さをしのぐために、恐怖によって背筋をぞっとさせ、涼を楽しんでいました。恐怖を感じようと、怪異を描いた芝居や談話会が多く行われ、そのうちのひとつに怪談を聞くということがありました。(*1)一方、現代では、熱帯夜が続き、冷房機器に頼り、涼しさを保つことが日常となっています。(*2)星のや東京では、江戸の暮らしや文化、涼を感じる感性を取り入れることで、現代の東京でも冷房機器に頼りすぎることなく快適に夏を楽しんでほしいと考え、この催しを開発しました。
(*1) 二之宮隆「旧暦で読み解く江戸」2013年
(*2) インテージ「夏の空調家電の利用実態調査」(https://gallery.intage.co.jp/natsukaden2019/

「納涼・怪談落語」の特徴

1 恐怖によって涼をとる江戸の夏の風物詩「怪談噺」

クーラーのような冷房機器が存在しない江戸時代、暑さをしのぐための怪談噺は、夏の風物詩のひとつでした。四谷怪談や皿屋敷といった日本三大怪談と呼ばれる話が成立したのも江戸時代であったというほど、武士から庶民の間まで広まった怪談噺は、多くの人々に親しまれていました。この催しでは、落語協会所属、真打「六代 玉屋柳勢」による日本三大怪談のひとつ「牡丹燈籠・お札はがし」や古典落語の演目である「死神」を聞きます。丑三つ時にかけ、刻一刻と深まる夜とともに、真打による怪談噺で背筋をぞっとさせることで、涼をとります。

・六代 玉屋柳勢

六代 玉屋柳勢

1981年、千葉県富里市生まれ。2005年3月に早稲田大学教育学部社会科を卒業し、柳亭市馬に入門。落語協会に所属、2020年3月に真打に昇進し、江戸から続く名跡である「六代 玉屋柳勢」を襲名。古典落語を得意とするとともに、新しい落語にも挑戦し続けています。

2 怪談噺に一層のめり込める百個の行燈と藍色の浴衣

3 江戸から続く老舗の日本酒と冷奴を堪能する

江戸時代、寄席は小料理屋やお座敷が使われることも多かったため、人々は美味しいお酒と肴を片手に落語家の噺を楽しんでいたといわれています。そこでこの催しでは、神田鎌倉河岸で慶長元年(1596年)に創業した「豊島屋酒店」の原材料の水や米、酵母全てに東京産のものを使用して造られた、「金婚純米吟醸 江戸酒王子」と、多くの江戸っ子が愛した夏の風物詩である冷奴を用意します。使用する豆腐は、神田にある老舗豆腐店「越後屋」の豆腐です。江戸の人々の落語の楽しみ方に倣い、日本酒と冷奴とともに怪談噺を楽しめます。

<スケジュール例>
0:00 戸田屋商店の藍色の浴衣の着付け
0:30 豊島屋酒店の日本酒と冷奴を堪能する
1:00 怪談噺を聞き、涼を楽しむ
2:30 終了

「納涼・怪談落語」概要

■期間:2022年6月1日〜8月31日の毎週土曜日
■定員:10名(最少催行人員2名)
■料金:15,000円(税・サービス料込、宿泊料別)
■含まれるもの:落語、浴衣(貸出し、着付け)、冷奴、日本酒
■予約:公式サイト(https://hoshinoya.com/tokyo)にて 14 日前まで受付
■対象:星のや東京宿泊者

■星のや

「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ち、特別な非日常へいざないます。
https://hoshinoya.com

■星のや東京

現代に合わせて進化した「塔の日本旅館」。地下2階、地上17階の塔型の空間は、畳敷きの玄関、伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉で構成されています。日本の歳時記に合わせた室礼、日本文化を身近に感じられる体験や日本旅館らしいおもてなしを提供します。
〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番1/客室数:84室
https://hoshinoya.com/tokyo/

<最高水準のコロナ対策宣言>

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
・館内での接客業務の際にマスクを着用

【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底

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