ツネイシ・スポーツアクト所属のセーリングチームが、セーリング競技ナクラ17級の日本初の公式大会に出場

特定非営利活動法人ツネイシ・スポーツアクト

 特定非営利活動法人ツネイシ・スポーツアクト(広島県福山市沼隈町中山南26-1 理事長:田中 真悟)に所属する渡部雄貴選手と村山仁美選手のペアは、3月1日(木)から4日(日)にかけ、江の島ヨットハーバーで行われたセーリング競技のナクラ17級における日本初の公式大会“2018ナクラ17世界選手権代表選考レース”に出場しました。


 ナクラ17級はリオオリンピック(2016)で初めて正式種目となった、男女ペアで実施されるセーリング競技です。水中翼を備えることで船体が海面から浮き上がり、摩擦が少なくなるため最高時速が50kmにもおよぶことが特徴のスポーツです。レースでは海上に設置された目印(マーク)を周回し順位を競い、一日に複数回のレースを行い、大会期間中の通算成績で最終順位が決まります。


 大会期間中は微風、強風の差が激しく、また波は大きくうねる難しいコンディションのなか、渡部雄貴選手と村山仁美選手のペアは得意とする微風の状況下で他のチームより軽い体重を活かし、1位を取るレースもあるなど健闘しましたが、残念ながら総合成績は出場チーム中最下位で大会を終えました。目標である東京オリンピック出場へ向け、課題を解決し前進することを誓いました。


■渡部雄貴選手のコメント
「最終結果は最下位と、期待に背く結果となってしまいました。ただ、今後の課題も見えてきました。最大時速50km以上にもなる船の上では一瞬で判断し、それをペアの二人が正確に共有する必要があります。今回はそれが十分とは言えませんでした。二人の間でさらに円滑にコミュニケーションを取れるよう対策を講じていきます。現状ではまだまだ力不足ですが、東京オリンピック日本代表という夢の舞台に向かい、課題を克服して参ります」



■特定非営利活動法人 ツネイシ・スポーツアクト
http://www.tsuneishi-sa.org/
所在地:〒720-0402 広島県福山市沼隈町中山南26-1
設 立:2011年9月16日
理事長:田中 真悟
主な活動:サッカースクール事業・カッターボート事業・その他スポーツに関する事業
スポーツの振興やまちづくり等に関する事業を行い、青少年の健全育成に寄与することを目的としています。2017年1月よりセーリングチームを発足し、渡部選手をサポートしています。

<本件に関するお問い合わせ先>
特定非営利活動法人ツネイシ・スポーツアクト
〒720-0402 広島県福山市沼隈町中山南26-1
Mail:ml_tsa-info@tsuneishi.com
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ツネイシ・スポーツアクトの渡部雄貴選手と村山仁美選手