第10回新千歳空港国際アニメーション映画祭 ソーシャルメディア・アニメーション部門の審査員決定!
Twitter投稿のみで応募可能、SNS上での独自のアニメーション動向をキャッチ
新千歳空港国際アニメーション映画祭では、Twitterへのアニメーション作品投稿のみで応募可能な「NEW CHITOSE AIRPORT Social Media Animation Award」の応募作品を審査する審査員を発表しました。また、併せて応募締切を2023年7月31日まで延長し、引き続き多くのクリエイターの応募を受け付けています。
ゲスト審査員は、GIF作家 服部グラフィクス氏&イラストレーター Futaba.氏! 本映画祭短編選考委員のアーティスト 岩崎宏俊も参画
本映画祭にて、現在作品受付中の「NEW CHITOSE AIRPORT Social Media Animation Award」は、Twitterへ「#PostOnNEWCHITOSE2023」のハッシュタグをつけてアニメーション作品を投稿することで応募完了となる新たなコンペティション部門です。本部門は、「映画」のフィルムメーカーに限らず、近年SNS上で独自の表現を積極的に発信している幅広いアニメーション制作者の動向をキャッチし、広く紹介することを目的としています。
この度、本部門を審査する審査員を、本映画祭受賞歴多数のGIF作家 服部グラフィクス、本部門の前身となる前年GIF部門グランプリのイラストレーター Futaba.、そして、当映画祭短編選考委員のアーティスト 岩崎宏俊が担当することが決定しました。GIF作家、イラストレーター、アーティストという多様な3名による審査によりグランプリを選出。グランプリ受賞作家は映画祭本祭へご招待します。
また、本部門は現在Twitter上で作品応募を受付けており、応募締切を2023年7月31日(月)まで延長します。引き続き多くのクリエイターの皆様のご応募をお待ちしております。
応募規約等の詳細は映画祭公式ページ(https://airport-anifes.jp/)をご確認ください。
審査員プロフィール
服部グラフィクス(GIF作家)
神奈川県横須賀市出身のローレゾ映像作家。2000年多摩美術大学デザイン科立体デザイン専攻プロダクトデザイン専修卒業。ゲーム制作現場で得たドット絵作画の職能を活用した低解像度GIFアニメーションを作り続けてSNSを中心に展開、ミュージックビデオやテレビCMなどの映像も手掛ける。ドット絵=ピクセルアートをコンピュータゲームの枠を超えたデジタルネイティブの最も自由で原初的な画材と捉え、最低限の画素数による実験的な動画表現を行っている。
Futaba.(イラストレーター)
北海道出身。札幌在住。デザイン・映像メディア表現などを学び、出版社、デザイン事務所勤務を経て、2005年よりイラストレーターとして活動を始める。さまざまな光の表現ややわらかな空気感を、色鮮やかで伸びやかな雰囲気に描くイラストが特徴。
NEW CHITOSE AIRPORT GIF AWARD 2022「ベスト・オブ・GIF」グランプリ のほか入選多数。
2022年GIF部門グランプリ作品:https://site2022.airport-anifes.jp/competition/gif_award_result/
岩崎 宏俊(アーティスト)
1981年茨城県生まれ。2019年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現領域博士後期過程を修了。博士(美術)。ロトスコープという既成の実写映像をベースにアニメーションを制作する方法に着目し、シュルレアリスムなどの20世紀の前衛芸術運動と比較し体系化した独自のロトスコープ論を確立。ロトスコープによる混淆する運動やその非完結性の探求を続けている。作品は映画や美術を越境的に展開する他、コミッションワークとしてCalvin Kleinのキャンペーンイメージや、THE NEW YORK TIMES OPINIONに掲載されたエッセイをイメージしたアニメーションを制作し、本紙の一面に掲載されるなど多岐にわたる。2015年オランダ国際アニメーション映画祭でグランプリを受賞。https://hirotoshiiwasaki.com/
新千歳空港国際アニメーション映画祭とは
新千歳空港国際アニメーション映画祭は、北海道と世界を結ぶゲートウェイである新千歳空港ターミナルビル(北海道千歳市)を会場とした、アニメーション専門の国際映画祭です。
記念すべき10回目の開催となる今年は、2023年11月2日(木)~11月6日(月)の5日間で、国内外の話題作など招待作品の上映はもちろん、アニメーションの意義を拡張する様々なプログラムを展開し、アニメーションの意義を拡張するような新しい価値を生み出す「遊び場」として、エネルギーを持ち帰ることができる文化交流拠点の創造を目指します。