小学生が裁判官に!法廷教室で「摸擬裁判体験」 社会の一員としての自覚や司法への理解と倫理観を養う

近畿大学附属小学校(奈良県奈良市)の5年生120人は、令和元年(2019年)10月18日(金)に、近畿大学東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)を訪れ、法廷教室で「摸擬裁判」を体験します。

【本件のポイント】
●大学との連携を生かし、法廷教室で児童が裁判官や弁護士に扮し摸擬裁判を体験
●双方の言い分を客観的に見ることで、心情・過程・背景等を深く考える「探究心」を掘り起こす
●法律や裁判の意味を考え、三権分立をはじめとする今後の社会科の学習につなげる

【本件の内容】
本校では、「智・徳・体」の教育方針を軸に「小学校から大学で学ぼう」というキャッチフレーズを掲げ、近畿大学附属校という「総合大学」のメリットを最大に生かし、大学施設内での「模擬授業」を実施しています。
大阪高等裁判所の法廷を再現した大学の「法廷教室」で、児童が裁判官や弁護士に扮する「模擬裁判」を体験します。法学部教授 辻本 典央の解説で、「裁判とは?」「法とは?」「相対する考え」や「弁護」する難しさ、法律に基づいての判決や犯した犯罪への責任等を学び、多方面から物事を捉え、考える力を養います。
また事前に東京方面への学習旅行で最高裁判所の見学をしており、法律や裁判の仕組みを学ぶことで理解を深め、さらなる知的好奇心の向上が期待できます。

【「法廷教室」摸擬裁判体験 開催概要】
日時:令和元年(2019年)10月18日(金)13:00~15:00
場所:近畿大学東大阪キャンパスB館10階 法廷教室 
   (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約15分)
対象:5年生120人
講師:法学部教授 辻本 典央

【講師プロフィール】
法学部 法律学科 教授 辻本 典央(つじもと のりお)
専門分野 :刑事法一般(主として刑事訴訟法)
研究テーマ:ドイツ刑事手続における人的側面(手続主体主として弁護人論)
      および物的側面(主として審判対象論)の研究

【関連リンク】
法学部 法律学科 教授 辻本 典央(ツジモト ノリオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/27-tsujimoto-norio.html

昨年度の法廷教室「摸擬裁判」の様子
昨年度の法廷教室「摸擬裁判」の様子

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