近畿大学がカラビュク大学(トルコ)など新たに4大学と学術交流協定を締結

近畿大学(大阪府東大阪市)は、平成28年(2016年)4月の「国際学部※1」新設に向けて、さらなる国際化をめざしており、昨年度は本学過去最高の18カ国・地域、35大学・機関と学術交流協定を締結しました。本年度も教育および研究分野での交換・協力活動を通じ、学術をより一層発展させ、学生には海外での修学という環境を提供するため、世界各国の有力校と協定を締結していきます。本年4月は、カラビュク大学(トルコ)、慶星大学(韓国)、国立中央大学(台湾)、淡江大学(台湾)の4大学と新たに学術交流協定を締結しました。トルコの大学との協定締結は、本学創立以来初となりました。今回の協定締結で本学の協定校数は世界24カ国・地域、82大学・機関となります。

※1 2016年4月開設予定(設置届出中)
〔内容は予定であり、変更になる場合があります。〕

【本件のポイント】
● 新たに4大学と学術交流協定を締結し、協定校数は世界24カ国・地域、82大学となる
● 学生に海外での修学という環境を提供し、大学間の協力をより強固にする
● 本学創立以来初めてトルコの大学(カラビュク大学)と協定を締結

【カラビュク大学について(トルコ・カラビュク)】
2007年設立の新しい大学で、トルコの西部、黒海沿岸地方で、香料サフランの集積地として栄えた世界遺産のサフランボル近郊に位置しています。国際交流に力を注ぎ、学生、研究者交流に重点を置いています。教育プログラムは、ボローニャ・プロセス※2に沿っています。14学部4研究科を擁し、学生数は32,000人です。

※2 ボローニャ・プロセスとは、1999年6月19日にイタリアのボローニャで欧州29か国の高等教育担当大臣がボローニャ宣言を調印し、本宣言から始まった欧州における高等教育システムの改革に関する、一連の流れを指す。欧州高等教育圏(European Higher Education Area: EHEA)の確立に向けて、欧州レベルの単位互換制度を確立させることなどの課題の達成に努力することで各国の大臣が署名を行った。

【慶星大学について(韓国・釜山)】
1955年に韓国キリスト教のパイオニアにより設立された大学で、釜山の中心地に近く、ビルが立ち並ぶ新開発地域に位置しています。10学部7研究科を擁する総合大学であり、学生数は13,000人を超えています。今日の社会のニーズである国際的な大学になることを目的に1988年に現在の大学名に変更されました。

【国立中央大学について(台湾・桃園)】
宇宙工学や天文関係に関して台湾でも屈指の研究設備を保有し、台湾の先端工学を担っており、重点研究大学の一つに指定されています。近年、台湾教育部のTOP大学プロジェクトで優秀な大学として2年連続で選出されました。設立は1962年で、8学院22学部54研究所を擁し、学生数は13,000人です。

【淡江大学について(台湾・新北)】
台湾国内初の私立大学として1950年に創立されました。4つのキャンパスを有する総合大学であり、高等教育機関として国内屈指の規模と設備を誇っています。雑誌『Cheers』が行った「台湾大企業2,000社が選ぶ学生」ランキングにおいても、私立大学で17年連続トップにランクインされています。7学部7研究科17研究センターを擁し、学生数は28,000人です。

【近畿大学 国際学部※1について】近畿大学は、「実学教育」「人格の陶冶(とうや)」を建学の精神とし、13学部48学科を擁する日本有数の総合大学である本学は、平成28年(2016年)4月に大学教育のグローバル化が問われる現状を踏まえ、14番目の新学部「国際学部※1」の開設を予定しています。

◆特徴1:15人以下の少人数語学授業。入学時から能力別の語学教育を徹底。
◆特徴2:学生全員が1年次後期から1年間、海外に留学。留学前の語学集中トレーニングと「留学セミナー」等の留学準備教育でスムーズに留学できるようサポート。
◆特徴3:世界最大級の語学・グローバル人材育成企業であるベルリッツと連携。多くのビジネスパーソンを育ててきた語学教育のノウハウをいかし、社会で通用するビジネス英語を身につける。

建学の精神である「実学教育」を根幹として、高いコミュニケーションスキルと幅広い教養、考え抜く力と行動力を持った世界で活躍できるグローバル・リーダーを育成します。

国際学部棟完成予定図
国際学部棟完成予定図

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