中学生がふるさと和歌山市の浜でSDGsを学ぶ 漂着ごみの調査、海岸クリーンアップ活動を実施
近畿大学附属和歌山中学校(和歌山県和歌山市)は、令和3年(2021年)3月17日(水)に海洋プラスチックごみ問題について学ぶ総合学習として、浜の宮ビーチ(和歌山市毛見)で漂着ごみの調査と海岸のクリーンアップ活動を行います。
この取り組みはSDGsについて学ぶ総合学習「ふるさとチャレンジ」の一環として行うもので、和歌山市および花王株式会社と協働して、令和2年(2020年)10月の和歌浦・片男波に続く2回目の実施です。
【本件のポイント】
●和歌山市の5つの浜の環境を調査し、中学生が自ら課題を発見、解決する総合学習
●「自ら考え行動する心」「課題を解決する心」「仲間を大切にする心」の3つの心を育む
●フィールドワークを通じて、生徒が未来に向けて自分たちにできることは何かを考究していく力を高める
【本件の背景】
近畿大学附属和歌山中学校では、1年生を対象にSDGSについて学ぶ総合学習「ふるさとチャレンジ」を実施しています。昨年の10・11月には「ふるさとチャレンジ月間」として、海洋プラスチックごみの調査やリサイクル推進活動に参加し、干潟再生の取り組みなども行いました。
海洋プラスチックごみの調査では、一般社団法人JEANが取り組む「クリーンアップキャンペーン」と連携し、調査結果を国際データとして提供しました。また、花王株式会社との連携の中で、海洋プラスチックごみの「リサイクル」の状況と今後の展望について学び、その後の活動に生かしています。
【本件の内容】
総合学習「ふるさとチャレンジ」の一環として、今回は浜の宮ビーチで漂着ごみの調査と海岸のクリーンアップ活動を行います。この総合学習は、和歌山市の5つの浜(和歌浦、浜の宮、磯の浦、加太、友が島)の状況を調査して課題を発見・解決することが目標であり、活動を通じて生徒が「自ら考え行動する心」「課題を解決する心」「仲間を大切にする心」の3つの心を育み、未来に向けて自分たちにできることは何かを考究していく力を高めることを目的としています。
【実施概要】
日 時:令和3年(2021年)3月17日(水)10:15~11:45 ※ 小雨決行
場 所:浜の宮ビーチ(和歌山市毛見)
(JR阪和線「和歌山駅」から和歌山バスで約30分
「浜の宮海水浴場前」下車すぐ)
実施内容:漂着ごみの調査、海岸クリーンアップ活動
対 象:中学1年生 186人
協 力:和歌山市、花王株式会社
【関連リンク】
近畿大学附属和歌山中学校
https://www.hwaka.kindai.ac.jp/