近畿大学アンチエイジングセンター 第32回市民公開講座 「生き生きと暮らす住まいとまちづくり」

令和5年(2023年)9月開催の市民公開講座の様子
令和5年(2023年)9月開催の市民公開講座の様子

近畿大学アンチエイジングセンター(大阪府東大阪市)は、令和5年(2023年)11月11日(土)、近畿大学東大阪キャンパスにて、市民公開講座を開催します。
32回目となる今回は、「生き生きと暮らす住まいとまちづくり」をテーマに、建築学部建築学科教授 山口健太郎、同准教授 寺川政司による講演を行います。また参加者に近畿大学アンチエイジングセンター監修の「アンチエイジング弁当」を無料で提供します。

【本件のポイント】
●公開講座を通して、市民の身体的・精神的健康の維持増進を図る
●住まいとまちづくりをテーマに、建築学部の教員2名が講演
●農学部食品栄養学科の学生がメニューを考案した「アンチエイジング弁当」を無料提供

【本件の内容】
予防医学領域におけるアンチエイジング(抗老化)の基盤および実践的研究は、高齢化が進む日本において重要であり、早急な対策が必要とされています。近畿大学アンチエイジングセンターは、健康寿命を延ばし人々が生き生きと暮らせる社会を創るため、学術的研究のみならず、スポーツ教室や講演会、研究会を通じて市民の健康増進に貢献しています。
今回開催する第32回市民公開講座では、「生き生きと暮らす住まいとまちづくり」をテーマに、建築学部の教員2名が講演を行います。「介護」や「居場所」など、年齢を重ねた先の暮らしについて、市民の方々と一緒に考えます。
また、参加者には、近畿大学アンチエイジングセンターが監修し、農学部食品栄養学科の学生考案のオリジナルメニューを用いた「アンチエイジング弁当」を無料配布します。

【講座の内容】
講演(1)「失敗しない介護施設の選び方」(講師:山口健太郎)
介護が必要にならないように、予防していくことはとても大切です。しかし、介護が必要となっても自分らしく生活していくことはできます。元気なうちから介護が必要になった時のことを考え、備えていく必要があります。また、身近な人々に介護が必要となった時、介護施設は種類が多く、どれを選べば良いのか分からないという経験をした人も多いのではないでしょうか。介護施設についての知識を得ることは、自分自身だけではなく、身近な人々の支援にもつながります。よりよい介護施設を社会全体で育てていくためにも、介護施設について学んでいきましょう。

講演(2)「居場所とまちづくり:あなたの「居場所」はどこですか?」(講師:寺川政司)
あなたとっての「居場所」は?あなたの地域に「居場所」はありますか?コロナ禍によって社会的なつながりの形が大きく変化しはじめている今、地域との関係、コミュニティ、家族や働き方なども再確認されつつあります。まちづくりの世界では、いろいろな人にそれぞれの役割と出番が求められています。本講演では、実践をもとにまとめた「まちづくりのレシピ集」を紹介しながら、みなさんと一緒に「居場所」の意味やまちづくりの楽しさについて考えてみたいと思います。

【開催概要】
日時  :令和5年(2023年)11月11日(土)13:00~15:20
     (12:30受付開始)
場所  :近畿大学東大阪キャンパス C館 1階 101教室
     (大阪府東大阪市小若江3-4-1、
      近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
対象  :一般の方(定員150名、受講無料)※ 定員に達したため申込締切済
お問合せ:近畿大学アンチエイジングセンター
     (https://www.kindai.ac.jp/antiaging/
     TEL(06)4307-3058 FAX(06)6730-1394

【プログラム】
13:00~14:00 講演(1)「失敗しない介護施設の選び方」
14:00~14:20 休憩
14:20~15:20 講演(2)「居場所とまちづくり:あなたの「居場所」はどこですか?」

【講師プロフィール】
山口健太郎(やまぐちけんたろう)
近畿大学建築学部建築学科 教授
専門分野:居住福祉計画、建築計画
高齢者施設や高齢者向け住宅の研究を行っています。特に要介護高齢者向けの施設について、政策との関係性を踏まえながらハード・ソフトの両面で研究を行っています。

寺川政司(てらかわせいじ)
近畿大学建築学部建築学科 准教授
専門分野:ハウジング、まちづくり、都市・地域計画
居場所づくりを通じた地域の再価値化に関する研究をはじめ、新たなハウジングスタイルの構築、リノベーション事業やコミュニティデザインによる持続可能なまちづくりに関する実践的研究を進めています。

【アンチエイジング弁当】
アンチエイジングセンターでは、食事メニューの開発を通して、健康寿命の延伸に悪影響をおよぼす疾病の発症を予防し、疾病の進行を阻止することを目的とした研究を行っています。その一環として、薬学総合研究所と農学部が「アンチエイジング弁当プロジェクト」に取り組んでおり、農学部食品栄養学科の学生が考案したオリジナルメニューを用いて、株式会社松ちゃん給食(大阪府八尾市)に依頼し、「アンチエイジング弁当」を作りました。パッケージデザインは、文芸学部芸術学科の学生が手がけています。
今回は、さつまいもご飯、あんかけ豆腐ハンバーグ、小松菜のピーナッツ和え、ひじきとれんこんサラダの献立で提供予定です。さつまいもご飯には、農学部と米穀卸売業の幸南食糧株式会社(大阪府松原市)、精米機メーカーの株式会社サタケ(広島県東広島市)が共同開発した栄養価の高い「金賞健康米」を使用し、JAグリーン大阪(大阪府東大阪市)より提供いただいた東大阪市特産のもち米をブレンドしています。

【関連リンク】
建築学部 建築学科 教授 山口健太郎(ヤマグチケンタロウ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1142-yamaguchi-kentarou.html
建築学部 建築学科 准教授 寺川政司(テラカワセイジ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1140-terakawa-seiji.html

アンチエイジングセンター
https://www.kindai.ac.jp/antiaging/
農学部
https://www.kindai.ac.jp/agriculture/
建築学部
https://www.kindai.ac.jp/architecture/


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