廃棄される未使用ポリエステル衣類のリサイクルでできた「SDGsマスク」 7/6(火)に近畿大学附属幼稚園の園児全員に贈呈

SDGsマスクを着けた園児
SDGsマスクを着けた園児

近畿大学(大阪府東大阪市、学長:細井 美彦)は、アースコンシャス株式会社(本社所在地:徳島県徳島市、代表取締役:青山 恭久)の協力のもと、廃棄される反物などの未使用ポリエステル繊維を利用し、SDGs12番「作る責任使う責任」の達成をめざして共同開発した「SDGsマスク」を、令和3年(2021年)7月6日(火)に近畿大学附属幼稚園の園児全員に贈呈します。

【本件のポイント】
●東日本大震災復興支援のなかで生まれた技術を利用し、光触媒による抗菌作用をもったマスクを開発
●近畿大学附属幼稚園の園児全員に「SDGsマスク」を贈呈
●環境問題や持続可能な開発目標(SDGs)について、園児が学ぶきっかけとする

【本件の内容】
近畿大学は、東日本大震災の復興支援として取り組む「"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト」の一環として、平成25年(2013年)から福島県川俣町にビニールハウスを設置し、本学教員の指導のもと、土壌汚染の心配がないポリエステル媒地を使用した農作物の栽培支援と研究を継続的に行ってきました。
それをきっかけとして、今回、アースコンシャス株式会社の協力のもと、未使用ポリエステル繊維をリサイクルした「SDGsマスク」を共同開発しました。素材となった反物などの未使用ポリエステル繊維は、本来であれば廃棄されるはずのものです。未使用衣類の破棄が社会問題となるなか、SDGs12番「作る責任使う責任」の達成をめざし、このマスクを開発しました。
開発にあたっては、抗菌作用を持たせるためにマスク表面に光触媒を塗布し、ウイルスの吸引比率を効果的に下げるための塗布方法を研究しました。光触媒は太陽光にあたることで抗菌作用が高まるため、園児たちが外で遊ぶ際に使用することを想定しています。また、SDGs12番「作る責任使う責任」を達成するマスクを使用することで、園児たちが環境問題やSDGsについて学ぶきっかけにしたいと考えています。

【寄贈式開催概要】
日 時:令和3年(2021年)7月6日(火)13:30~14:00
場 所:近畿大学附属幼稚園
    (奈良県奈良市あやめ池北1-33-3、
     近鉄奈良線「菖蒲池駅」下車すぐ)
贈呈品:SDGsマスク 160個
出席者:近畿大学社会連携推進センター長 伊藤 哲夫
    同教授 田中 尚道
    同事務部長 南 孝之介

【アースコンシャス株式会社 概要】
本社所在地  :徳島県徳島市北沖洲2-9-39
代表取締役社長:青山 恭久
資本金    :資本金 1,300万円
従業員数   :11人(令和3年(2021年)4月現在)
沿革・事業内容:
屋上/壁面緑化用植生基盤材(エコグリーンマット/アースグリーンマット)の開発、製造、販売、施工、維持管理
農業/園芸用培地(超軽量リサイクル繊維土壌:生産革命シリーズ)開発、製造、販売。緑のメンテナンス支援・安全管理システム(アーススマートシステム)の開発、販売、設置。都市緑化(建築緑化)の緑化メンテナンス

【"オール近大"川俣町復興支援プロジェクト】
近畿大学が、14学部48学科を擁する総合大学としての研究力を生かし、東日本大震災に伴う原発事故により一部が計画的避難区域に指定された川俣町の早期復興を、大学の総力を挙げて支援するために立ち上げたプロジェクトです。近畿大学教員が提案した復興支援策を、1.農業・産業・町づくり振興支援、2.除染推進支援、3.健康・心身ケア支援、4.放射線・放射能測定支援のグループに分け、川俣町民の意向を取り入れつつ、平成25年(2013年)5月から本格的に始動しました。令和元年(2019年)7月25日には、継続して行ってきた復興支援活動が評価され、復興庁から感謝状が贈呈されました。

【関連リンク】
社会連携推進センター 特任教授 伊藤 哲夫(イトウ テツオ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/254-itou-tetsuo.html
社会連携推進センター 教授 田中 尚道 (タナカ ナオミチ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/930-tanaka-naomichi.html

社会連携推進センター
https://www.kindai.ac.jp/rd/research-center/usr/
附属幼稚園
https://www.fes-kinder.kindai.ac.jp/kinder/