近畿大学と石切参道商店街振興組合が連携協定を締結 留学生の視点や学生の発想を取り入れ、国内外の観光客を誘致
近畿大学(大阪府東大阪市)と石切参道商店街振興組合(大阪府東大阪市)は、令和5年(2023年)9月28日(木)に連携協定を締結しました。
石切参道商店街を持続可能な観光地とするため、同じ東大阪市にある近畿大学の総合大学ならではの知見を生かし、留学生の視点や学生の発想も取り入れて、国内外の観光客の誘致に取り組みます。
【本件のポイント】
●近畿大学と石切参道商店街振興組合が連携協定を締結
●商店街及び周辺エリアの観光資源を発掘し、ツアー造成の素材としてブランディング化
●近畿大学の留学生と学生もプロジェクトに参加し、留学生の視点や学生の発想を取り入れる
【本件の内容】
石切参道商店街は、「石切さん」として知られる「石切劔箭神社」の参道にあり、古くより全国から参拝者が集まる「信仰の街」で、「大阪府商店街店舗魅力向上支援事業(観光コンテンツ化型)」にも選定されています。
近畿大学はこれまでも、同じ東大阪市にある大学として石切参道商店街と連携した取り組みを行ってきました。建築学部が継続的に石切参道商店街や石切地域のまちづくりに関わり、地域活性化の拠点となる商業施設「石切回廊」の企画・計画・設計を手掛けたり、経済学部が商業振興を目的とした商店街マップの制作に協力したりしています。
本協定によって今後さらに連携を深め、総合大学としての知見を生かして、インバウンド復活や大阪・関西万博開催による国内外の旅行者をターゲットに、誘客のポテンシャルある商店街にするための取り組みを行います。具体的には、商店街及びその周辺エリアの観光資源を発掘して情報発信を行うとともに、ツアー造成の素材としてブランディング化し、観光コンテンツとして活用することを目指します。 また、ホームページやSNSでの発信強化や、観光支援機関等の広告媒体作成にも取り組みます。
プロジェクトの実施にあたっては、近畿大学の留学生と学生も参加し、留学生の視点や学生の発想も積極的に取り入れます。
【本協定による連携事項】
(1)観光資源の発掘に関すること
(2)観光コンテンツ化に関すること
(3)情報発信に関すること
(4)その他前条の目的に沿い両者が必要と認める事項
【関連リンク】
近畿大学
https://www.kindai.ac.jp/