近畿大学奈良病院小児病棟で「クリスマスイベント」を開催 農学部学生が楽しい時間づくりをサポート

近畿大学農学部(奈良県奈良市)食品栄養学科の学生と、近畿大学奈良病院(奈良県生駒市)のスタッフが共同で、令和元年(2019年)12月25日(水)に奈良病院小児病棟の入院患者様とそのご家族を対象に「クリスマスイベント」を開催します。

【本件のポイント】
●奈良病院と農学部が連携して取り組む「食事満足度向上プログラム」の一環として実施
●入院患者様やそのご家族の方々が病院食を通じて楽しむことができる集いの場を提供
●学生は、イベントを通じて子供たちと直接触れ合うことで、座学だけでは体験できない臨床栄養学の実践力を身につける

【本件の内容】
近畿大学奈良病院では、小児病棟入院患者様とそのご家族を対象とした「クリスマスイベント」を開催します。本イベントは「食事満足度向上プログラム」の一環として平成28年(2016年)から実施しています。本学農学部食品栄養学科の学生がイベントの企画段階から関わり、当日は小児病棟内のイベント掲示物の作成や飾りつけの他、クリスマスカードやクリスマスリースを子供たちと一緒に制作します。

【開催概要】
日時:令和元年(2019年)12月25日(水)13:30~15:00
場所:近畿大学奈良病院 3D病棟プレイルーム
   (奈良県生駒市乙田町1248-1、近鉄生駒線「東山駅」から徒歩約10分)
対象:小児病棟入院患者様およびそのご家族
※感染対策などのため、取材時は現地医師の指示に従っていただく場合があります。

【食事満足度向上プログラムについて】
農学部食品栄養学科と奈良病院栄養部は、「食事満足度向上プログラム」として主に次の4点について病院食の満足度向上に向けた企画を実施しています。
(1)食事に関する嗜好調査実施
従来は、栄養部で年2~4回実施していた嗜好調査を学生と共同で実施。調査結果で得られた問題点を学生が分析。

(2)病棟内デイルーム掲示用に季節を感じられる献立表の作成
栄養部からの料理の季節感やアピールポイントに関する情報をもとに、学生がイラスト入りで入院患者の献立表を作成。

(3)奈良県産の農作物や近畿大学産の果物などの提供及びアピールメッセージ作成
近畿大学農学部や附属農場などで栽培された安全・安心な農産物をはじめ、近畿大学が連携を結ぶ平群町産の農作物などを積極的に病院食献立に取り入れ、そのメッセージカードを献立に添えて情報を提供。

(4)小児病棟入院患者様対象イベント
本プログラムで連携する農学部の学生と奈良病院スタッフが、小児病棟入院患者様とそのご家族を対象としたイベントを定期的に開催。また、イベントに合わせた特別な病院食の提供による食事満足度の向上にむけた取り組みを実施。今年度は8月に開催した「夏祭り」のほか、10月には「ハロウィンイベント」を開催。

昨年のクリスマスイベントの様子
昨年のクリスマスイベントの様子

AIが記事を作成しています