中学1年生対象の「酒造り講演会」を初開催! 卒業生から後輩へ、日本酒の町・西条の文化を伝える

学校法人近畿大学
講師である蔵人・下川 健二氏の仕事場での様子

近畿大学附属広島中学校東広島校(広島県東広島市)は、令和2年(2020年)7月28日(火)に、中学1年生(128人)の総合学習の一環として、酒造り講演会を開催します。今回初めての試みとして、本校の卒業生である金光酒造合資会社(広島県東広島市)の蔵人(くらびと)・下川 健二氏をお招きし、酒造りを通じた探求学習を行います。

【本件のポイント】
●地元企業である金光酒造合資会社から講師を招き、今回初めて酒造り講演会を開催
●年間を通じた稲作実習も取り組んでおり、酒造り講演会と連携した学習に取り組む
●本校の卒業生である講師の活躍から進路意識の伸長を図り、職業観を醸成

【本件の内容】
東広島市西条は、酒蔵が点在する日本酒の町として知られています。本校の卒業生であり講師の下川 健二氏は、広島県東広島市にある創業1880年(明治13年)の老舗酒造、金光酒造合資会社で酒造りに携わる職人、蔵人です。今回の講演会では、酒造りの工程から日本酒の町・西条の歴史や文化までお話し頂きます。東広島市の地場産業や自然の豊かさに触れ、地域文化に関する知識を深め、探求することへの興味を引き出します。また、講演会を通して酒造りに対するやりがいや仕事の大切さを理解することで、進路意識を高めることも今回の講演会の狙いの一つです。
さらに、本校では中学1年生を対象に稲作実習を行っており、酒造り講演会と連携した学びを通して、米作りと酒造りの関係性や「なぜ東広島で酒造りが盛んなのか」などを学習し、3学期に学習発表を行います。

【開催概要】
日時:令和2年(2020年)7月28日(火)14:30~16:20
場所:近畿大学附属広島中学校東広島校 3階 合同教室
   (広島県東広島市高屋うめの辺2番、
    JR山陽本線「西高屋駅」から徒歩約15分)
対象:中学1年生(128人)
講師:下川 健二 氏(金光酒造合資会社)
   ※ 本校第4期生、平成13年(2001年)度卒業 
講演:(1)酒造りの工程
   (2)米作りと酒造りの関わり
   (3)西条地区で酒造りが盛んな理由
   (4)酒造りについての質疑応答など

【関連リンク】
近畿大学附属広島高等学校・中学校東広島校
https://hh.kindai.ac.jp/