釘を使用しない安全な糸かけ曼荼羅キットを開発 学生も参加し、老人ホームの高齢者を対象に体験会を実施

糸かけ曼荼羅キットの開発風景(左)、完成品(右)
糸かけ曼荼羅キットの開発風景(左)、完成品(右)

近畿大学(大阪府東大阪市)は、キャンパス内のモノづくり拠点「THE GARAGE」で開発された、釘を使わずに糸かけ曼荼羅を作れるキット「Engi Itokake Kit(仮称)」の体験会を、令和5年(2023年)11月23日(木・祝)、介護サービス事業を展開するロングライフホールディング株式会社(大阪府大阪市)の子会社である日本ロングライフ株式会社(大阪府大阪市)が運営する住宅型有料老人ホーム・ロングライフ池田山手で実施します。
糸かけ曼荼羅とは、一般的に板に打たれた釘に糸をかけていくことで、幾何学模様を描くアートです。

【本件のポイント】
●釘を使わず、安全・安心・簡単に糸かけ曼荼羅を作れるキット「Engi Itokake Kit(仮称)」を、産学連携で開発
●高齢者向けレクリエーションキットとしての活用を目指し、老人ホームで体験会を実施
●体験会では、総合社会学部の学生が糸かけを体験する高齢者のサポートを担当

【本件の内容】
「THE GARAGE」は、大学と企業がお互いの垣根を超え、研究シーズやアイデアを持ち寄って新たな価値を創り出すモノづくり拠点として、令和3年(2021年)に開設しました。本施設の法人会員企業である「縁樹の糸」(大阪府大阪市)が高齢者向けに制作した、釘を使わず安全・安心・簡単に糸かけ曼荼羅を作れるキット「Engi Itokake Kit(仮称)」について、近畿大学生がワークショップで改善点などについて議論し、商品化へ向けて産学連携で取り組んできました。
このキットの商品化を見据え、老人ホーム・ロングライフ池田山手で入居者を対象とした体験会を実施します。近畿大学総合社会学部総合社会学科心理系専攻教授 塩﨑麻里子ゼミの学生が、糸かけをする高齢者のサポートを担当します。この体験会での反応を受けて、今後「Engi Itokake Kit(仮称)」を高齢者のレクリエーションキットとしてブラッシュアップし、一般販売を目指します。

【開催概要】
日時 :令和5年(2023年)11月23日(木・祝)13:00~15:00
場所 :住宅型有料老人ホーム・ロングライフ池田山手
    (大阪府池田市旭丘2丁目4-31、阪急宝塚線「石橋阪大前駅」下車、
     阪急バス池田市内線「呉羽の里」下車徒歩3分)
参加者:ロングライフ池田山手の入居者 約10人
    近畿大学総合社会学部生 10人

【ACADEMIC THEATRE Annex THE GARAGE】
令和3年(2021年)4月の開設以来、地元企業や教員、学生などが多様な個性をぶつけ合い、専門領域を超えて協力し、試行錯誤を繰り返す共創の場所として運用しています。この拠点を通じて、近畿大学だからこそできる「新しいモノづくり」を世の中に発信し、モノづくり全体の活性化にも繋がることを期待しており、法人会員を積極的に募集しています。
公式サイト:https://act.kindai.ac.jp/garage/

【関連リンク】
総合社会学部 総合社会学科 心理系専攻 教授 塩﨑麻里子(シオザキマリコ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/863-shiozaki-mariko.html

THE GARAGE
https://act.kindai.ac.jp/garage.html
総合社会学部
https://www.kindai.ac.jp/sociology/


AIが記事を作成しています