福山市がふるさと納税を活用してまちづくり活動の支援事業を開始
福山市は、ふるさと納税を活用し、事業目的を明確にして資金調達をする「ガバメントクラウドファンディング」を開始しました。挑戦するのは、福山ブランド登録活動に登録された2つのまちづくり団体で、12月22日(金)まで寄附を募ります。
西日本最大級の「御領古墳群」の環境整備や見学者へのガイドを行う「御領の古代ロマンを蘇らせる会」は、御領古墳群の魅力を凝縮したプロモーションビデオの制作をプロジェクトに掲げ、古墳群の魅力発信と活動への理解・協力を求めます。
また、地域の親と子どもをつなぐため、子育て情報を交換するミーティングやイベントを企画・実施する「NPO法人mamanohibi」は、これまでの活動により蓄積したノウハウや体験談をまとめ、疲労や不安が多い子育て期のココロのスイッチを変えるきっかけになるような本の制作プロジェクトを立ち上げました。
いずれも、福山の魅力向上や地域課題の解決などに取り組むもので、まちづくり団体の活動資金を調達し、活動の活性化に繋げるとともに、活動を通じて福山市のブランド力の向上をめざしています。
プロジェクトの詳細や寄附の方法は、エフバイジー専用サイトで確認できます。
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/jouhou-hasshin/106468.html
◆福山市について
福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約47万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄えた景勝「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年には築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。2017年は、鞆の浦を舞台として、幕末の志士・坂本龍馬らが活躍した「いろは丸事件」から150年の節目の年でもあります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。