近大高専 第3回市民公開講座「身近な人工衛星利用」
近畿大学工業高等専門学校(三重県名張市)は、平成30年(2018年)9月15日(土)、近大高専にて、「平成30年度 第3回市民公開講座」を開催します。
【講座の内容】
■テーマ:身近な人工衛星利用
■講 師:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
理事補佐 第一宇宙技術部門衛星システム開発
統括兼務 舘 和夫(たち かずお)氏
気象衛星「ひまわり」、放送衛星「BS」は国民に広く知られています。一方で、知られていないところでも人工衛星が大活躍しています。「みちびき」を含む測位衛星はカーナビやスマートフォンに使用され、我が国の5万分の1の地形図作成・更新には地球観測衛星「だいち」が使われています。災害発生後の現地確認には「だいち2号」の衛星データが活用され被災箇所を抽出し、救助ヘリが出動する際に活用されています。世界最初の人工衛星スプートニク1号が打ち上がって今年で61年、今や人工衛星は我々の生活に欠かせないものになっています。
【講座の概要】
■日 時:平成30年(2018年)9月15日(土)13:30~15:00(13:00 開場)
■場 所:近畿大学工業高等専門学校 1号館大教室(三重県名張市春日丘7-1、
近鉄大阪線「名張駅」からバスにて約8分「近大高専前」下車)
■対 象:一般の方(定員先着 300人、入場無料、当日参加可)昨年250人参加
■主 催:近畿大学工業高等専門学校
■後 援:名張市、名張市教育委員会、名張商工会議所
■申込方法:講座開催日、住所、氏名、電話・FAX番号、メールアドレスを明記の上、電話、FAX、メールのいずれかの方法で下記へお申込みください。
■お問合せ:近畿大学工業高等専門学校事務部
TEL(0595)41-0111 FAX(0595)62-1320 E-mail:kkoza@ktc.ac.jp
【講師プロフィール】
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事補佐
第一宇宙技術部門衛星システム開発統括兼務 舘 和夫 氏
昭和56年(1981年)3月 東京工業大学大学院
理工学研究科修士課程修了
昭和56年(1981年)4月 宇宙開発事業団入社
地球観測衛星データ解析研究、衛星搭載センサ(レーダ高度計、レーダ散乱計、
マイクロ波放射計)の研究開発、地球観測プラットフォーム技術衛星の計画
管理に従事するとともに、情報技術を活用した研究開発業務の高度化に従事
平成15年(2003年)10月 宇宙科学研究所、航空宇宙技術研究所、
宇宙開発事業団の3機関が統合して、独立行政法人宇宙航空研究開発機
(JAXA)が発足
平成17年(2005年)10月 情報システム部 部長
平成20年(2008年)4月 広報部 部長
平成23年(2011年)8月 宇宙利用ミッション本部事業推進部部長
平成27年(2015年)4月 国立研究開発法人へ移行
セキュリティ・情報化推進部 部長平成29年(2017年)4月 技術参与
平成30年(2018年)4月 現職