検索エンジン順位変動と動向(2017年11月)

2017年11月の検索エンジン順位変動(モバイル・PC)とその動向をまとめました。

【2017年11月の順位変動について】

(添付画像参照)

【順位変動観測指標の説明について】

下記URL参照
http://www.irep.co.jp/press/whitepaper_sup/rank_introduction.html

人材・旅行・小売/通販・不動産・メーカー・金融の、各業界別順位変動状況についてもまとめています。
https://www.irep.co.jp/press/whitepaper/2017/20171211_01.html

【2017年11月の総括】

2017年11月の順位変動は、モバイル検索・PC検索とも上旬に大きな順位変動が発生し、モバイル検索では下旬にも少し大きめの変動が発生しました。しかし、前月同様、急激な順位変動の回数は減少しています。
検索エンジンの動向では、ユーザー体験の向上に関連するトピックが多数発表されました。特にAMPページのポリシー変更は、2018年2月1日から適用となるため、該当するWebサイトは早急に対応する必要があります。また昨今話題になっているフェイクニュースなどに関連する取組みも発表され、特にメディア系のWebサイトでは今後の対応に注視する必要があります。

【2017年11月検索エンジン動向】

2017年10月27日
■Google 、国別ドメインの検索サービスに関わらず現在地に応じた検索結果を表示するように
2017年10月27日、Google は国別ドメイン(ccTLD)指定による検索サービスの選択から、ユーザーの現在地に応じて今いる国の検索サービスが自動で選択される仕様変更を行ったと発表しました。
例えば、オーストラリア在住の人が検索サービスを利用している場合、オーストラリア向けの検索結果が表示され、週末ニュージーランドに旅行している時には、自動的にニュージーランド向けの検索結果に変わります。オーストラリアに帰国すると、オーストラリア向けの検索結果に戻ります。
なお今回の変更の目的は、ユーザーの位置に基づいて最も関連性の高い検索結果を表示することです。本仕様はYouTube 、Blogger 、Google Earth 、Gmail などGoogle のその他の製品群においてすでに採用されており、今回検索サービスや地図サービスにおいても同様の仕様に合わせました。
https://japan.googleblog.com/2017/10/making-search-results-more-local-and-relevant.html

2017年11月15日
■米Google 、Google for Jobs の新機能を公開
2017年11月15日、米Googleは米国内で提供されているGoogle for Jobs (ジョブサーチ機能)について、4つの新機能を公開しました。ユーザーからのフィードバックを受けての実装です。

  1. 基本給、推定給与の表示
  2. 勤務地の絞り込み
  3. 求人サイトの選択
  4. 求人情報の保存(11月30日時点では未実装)
    推定給与の表示と勤務地の絞り込み情報をGoogle for Jobs へ反映するには、該当のページに構造化データマークアップの記述が推奨されています。

※Google モバイル検索(www.google.com)にてa,b,d,eは「police job」、cは「seo jobs」の検索結果の表示例
(2017年11月30日時点)(添付画像参照)
https://www.blog.google/products/search/new-tools-make-your-job-search-simpler/

2017年11月16日
■Google 、AMPページと正規ページの内容が一致することを求めるポリシー変更を発表
2017年11月16日、Google はAMPページの主要コンテンツと正規ページのコンテンツの一致を要求するポリシー変更を発表しました。ポリシー変更は2018年2月1日から適用されます。
正規ページと同じコンテンツがAMPページにない場合、検索結果にAMPページは表示されず正規ページに流入するようになります。ランキングへの影響はありませんが、AMPカルーセルが表示されなくなるなど、AMPを実装することによるメリットを受けられなくなります。
AMPページと正規ページのコンテンツが一致していないと判断された場合、Google Search Console に手動対策のメッセージが送られます。手動対策を解除することでAMPページは再度表示可能になります。
https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/11/engaging-users-through-high-quality-amp.html

2017年11月16日
■米Google 、信頼できるコンテンツを区別する「 Trust Project 」の取組みを発表
2017年11月16日、米Google は信頼できるコンテンツを区別する「 Trust Project 」の取組みを発表しました。「 Trust Project 」に関連して8つの信頼度を示す指標を公開しています。
・ベストプラクティス
・著者の専門性
・コンテンツの種類
・引用文献および参考文献
・コンテンツ作成の理由と取材プロセス
・現地情報の専門性
・多様な意見
・正確性を担保するためのフィードバック
次のステップとして、Google ニュース や検索結果上に前述の8つの指標を表示することを検討しています。具体的には、Google ニュース では報道と、社説・分析・広告を区別する「コンテンツの種類」を表示し、ナレッジパネルではベストプラクティスや著者情報の表示を検討中です。
https://blog.google/topics/journalism-news/sorting-through-information-help-trust-project/

以上

■株式会社アイレップ について
アイレップは広告主のマーケティング成果を最大化するデジタルマーケティングエージェンシーです。国内圧倒的ナンバーワンのSEM領域に、データを起点とした新たな広告事業・ソリューション事業を加えることで、「ユーザーへの最適な情報流通により、国内外のクライアント企業の成果を最大化へと導くエージェンシー」の立場を確固たるものにしていきます。
━━ 会社概要 ━━
【社名】 :株式会社アイレップ
【所在地】:東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー7F
【URL】 :http://www.irep.co.jp/
【代表者】:紺野俊介
【設立年月】:1997年11月
【資本金】:5億5,064万円(2017年9月末現在)
【事業内容】:
・広告代理事業
・ソリューション事業
・ツール事業
・その他(デジタルメディア事業等)
【記事転載・引用等に関する問い合わせ先】
●株式会社アイレップ
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※アイレップは、D.A.コンソーシアムホールティングスの100%子会社です

■D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社 
【代表者】: 島田雅也
【所在地】: 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 YGPタワー33F
【URL】 : https://www.dac-holdings.co.jp/
【設立年月】: 2016年10月
【上場市場】: 東京証券取引所市場第二部(証券コード:6534)

【アイレップ】Google モバイル検索(www.google.com)にてa,b,d,eは「police job」、cは「seo jobs」の検索結果の表示例
【アイレップ】検索順位変動(2017年11月)
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