工学部の「数理・データサイエンス・AI教育応用基礎プログラム」が文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」に認定

2024-09-12 14:30
プログラム内の科目「人工知能」の授業の様子

近畿大学工学部(広島県東広島市)が令和5年度(2023年度)より開講している「数理・データサイエンス・AI教育応用基礎プログラム(工学部)」が、文部科学省による令和6年度(2024年度)「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に認定されました。
これは工学部独自のプログラムで、データから意味を抽出して現場にフィードバックする能力や、AIを活用して課題解決につなげる基礎能力の修得、自らの専門分野に数理・データサイエンス・AIを応用するための大局的な視点の獲得をめざしています。

【本件のポイント】
●工学部の「数理・データサイエンス・AI教育応用基礎プログラム(工学部)」が、文科省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に認定
●数理・データサイエンス・AIの知識をさまざまな専門分野へ応用・活用し、現実の課題解決、価値創造を担う人材を育成
●令和5年度(2023年度)以降の入学者が受講対象で、修了者には修了証を交付

【本件の内容】
近畿大学工学部が学生に提供する「数理・データサイエンス・AI教育応用基礎プログラム(工学部)」が、文部科学省による令和6年度(2024年度)「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に認定されました。これは、近畿大学の全学部で開講している「近畿大学データサイエンス・AIリテラシー教育プログラム」が、昨年度「リテラシーレベル」に認定されたことに続く成果です。
令和5年度(2023年度)より開講している本プログラムは、数理・データサイエンス・AI教育リテラシーレベルで得られる基礎知識をベースに、さらに補完・発展した体系的な教育を行い、得られた知識をさまざまな専門分野へ応用・活用することで、現実の課題解決や価値創造を担う人材を幅広く育成することを目的としています。今後のデジタル社会においては、AIがどのような未来を引き起こすのかを理解・想像し、新しい社会・価値・人材を創造・育成できることが、数理・データサイエンス・AI教育全体の最終目的になると考えられます。学生が、データから意味を抽出して現場にフィードバックする能力や、AIを活用して課題解決につなげる基礎能力の修得、自らの専門分野に数理・データサイエンス・AIを応用するための大局的な視点を身につけることをめざし、今後も教育プログラムのさらなる拡充を図ります。なお、本プログラムは令和5年度(2023年度)以降の入学者が受講対象で、修了者には修了証が交付されます。

【文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」】
デジタル時代の「読み・書き・そろばん」である数理・データサイエンス・AIに関する、大学(短期大学含む)・高等専門学校(以下、「大学等」という。)の正規の課程の教育プログラムのうち、一定の要件を満たした優れた教育プログラムを文部科学大臣が認定/選定することによって、大学等が数理・データサイエンス・AI教育に取組むことを後押しする制度です。
認定制度は、デジタル社会の基礎的な素養としての初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得することを目指す「リテラシーレベル」と、自らの専門分野において、数理・データサイエンス・AI教育を応用・活用することができる応用基礎力を習得することを目指す「応用基礎レベル」の二段階に分かれています。
(文部科学省ホームページ「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」より引用)

【関連リンク】
工学部
https://www.kindai.ac.jp/engineering/

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