看護教材国内トップシェアの京都科学と業務提携! 「VR×シミュレータ」を看護教育の新たな“基準”に
〜 ジョリーグッドと京都科学が共同開発した看護教育VRを提供開始 〜
株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役:上路健介、以下 ジョリーグッド)は、医療・看護教育シミュレータを製造販売する株式会社京都科学(京都府京都市、代表取締役社長:髙山俊之、以下 京都科学)と業務提携し、開発した「看護教育VR」を医療VRサブスクリプションサービス「JOLLYGOOD+(ジョリーグッドプラス)」にて提供開始いたします。
現在、日本国内では、人々の療養の場が多様化し地域包括ケアが推進されるなかで、病院以外にも在宅医療や介護保険サービスなどさまざまな場面で看護のニーズが拡大しています。一方で、看護師の深刻な人材不足が顕著になっていることから、看護師教育の重要性が再認識されており、看護教育の質向上のために新たな教育手法が求められています。
そのためジョリーグッドは、看護教育用シミュレータで国内シェアトップの京都科学と業務提携し、東京医科大学医学部看護学科 阿部幸恵教授 監修のもと、開発した「看護教育VR」を全国の看護教育施設や医療機関に対して積極的に提供していきます。また、今後はVRにシミュレータを組み合わせた新たな看護教育手法を確立し、看護教育の更なる質向上を目指します。
■看護師の活躍の場が多様化する一方で、人材不足が顕著に
現在、就業している看護師数は、2009年は約143万人、2019年には約168万人と、10年間で約25万人も増加していますが、看護師及び准看護師の有効求人倍率は、2.24倍と全職種の中でも大幅に上回って推移しており、ニーズに対して看護職員が大幅に不足しているのが現状です。
また、訪問看護に関しては有効求人倍率が3.26倍と非常に高く、看護の中でも特に人材が不足しています。
※:令和4年版 厚生労白書 第一章
(https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/21/dl/1-01.pdf)
■「看護教育VR」概要
「JOLLYGOOD+(ジョリーグッドプラス)」にて公開する「看護教育VR」は、看護師本人の視点や第三者視点など様々な視点から学ぶことができ、基礎看護から小児看護や分娩・訪問看護など12種類の幅広いカテゴリーが揃っています。
■「JOLLYGOOD+(ジョリーグッドプラス)」概要(https://jollygoodplus.com/about/nurse/)
「JOLLYGOOD+(ジョリーグッドプラス)」とは、国内外の医療機関、医療機器メーカーなどが製作した300以上の医療VRコンテンツが定額で体験し放題のサブスクリプションプラットフォームです。
■株式会社京都科学 代表取締役社長 髙山俊之氏 コメント
文部科学省委託事業で実証を重ね、VRは没入感や主体性の醸成などの面で教育効果の高いツールであることがわかってきました。重要性が増すシミュレーション教育の中で、ジョリーグッドとともに本VRを看護基礎教育でいかに活用していくか、より効果的な教育をご提案していきます。
■株式会社京都科学について(https://www.kyotokagaku.com/jp/)
京都科学は1948年に島津製作所(創業1875年)の「標本部」より分離独立後、人体解剖模型をはじめ生物・地学に関する数多くの学習教材の提供を通して、理科教育の普及・振興に寄与。現在は、医学・看護・福祉分野を担う人材育成を支援するために、各種シミュレータの開発、製造に注力しています。
シミュレータ製品情報一覧:https://www.kyotokagaku.com/jp/products/
■株式会社ジョリーグッドについて(https://jollygood.co.jp/)
ジョリーグッドは、高精度なVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIによる医療福祉向けサービスを開発するメディカルテクノロジーカンパニーです。VRやAIなどのテクノロジーにより、医療教育、障害者支援、精神疾患治療など、人の成長や社会復帰を加速し、医療の進化や人の生きがいを支えるサービスを様々な研究機関や企業の皆様と共に展開しています。
【企業理念】
テクノロジーは、それを必要とする人に使われて、初めて価値がある。
【ミッション・ビジョン・バリュー】
ミッション:『テクノロジーで人の成長を加速する』
ビジョン:『成長体験を増やし、人生を豊かなものに』
バリュー:『アップデートを楽しみ、本質と価値にこだわる』