鞆の浦の地域課題解決に向けた「しおまち(潮待ち)モビリティ実証調査」が決定!
広島県福山市は、国土交通省の選定を受けた「しおまち(潮待ち)モビリティ実証調査」を、11月16日(金)から29日(木)までの間、福山市・鞆の浦で行います。この実証調査は、国土交通省が全国公募し、福山市の企画提案した内容が全国5地域の一つとして選定・採択されたものです。
福山市は、新しい社会の姿を提案する都市として「まるごと実験都市ふくやま」を推進。狭い小道や急な坂道などをゆっくりと走れる小型の電気自動車である「グリーンスローモビリティ」を活用することで、高齢者の移動手段の確保や観光客の散策支援などの交通課題の解決手法として低炭素型モビリティの導入の有効性を検証します。
モビリティは、鞆町内の病院や公共施設などの間を移動する「地元住民用」と観光スポットを巡る「観光客用」の2台を用意。窓が無く、開放的でゆっくり走ることから潮風や香りを感じながら風情豊かな鞆の浦を体感できます。
11月16日(金)10時から鞆の浦の常夜燈付近で出発式を行います。
【実証調査】
・日時:2018年(平成30年)11月16日(金)~29日(木)8時30分~17時00分
・場所:鞆(2コース)、走島(1コース)※走島は11月19日(月)に実施予定
・使用車両:7人乗りモビリティ2台
【出発式】
・日時:2018年(平成30年)11月16日(金)10時00分~11時00分(予定)
・場所:鞆の浦 常夜燈付近
・出席者:福山市長、鞆学区自治会連合会役員、鞆鉄道株式会社、アサヒタクシー株式会社、
公益社団法人福山観光コンベンション協会、NPO法人鞆の浦振興事業団 ほか
・内容:出席者による試乗など
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◆福山市について
福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約47万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年には築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。
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