近畿大学生物理工学部 人間環境デザイン工学科 令和7年度(2025年度)入学生から一級建築士受験資格が取得可能に
近畿大学生物理工学部(和歌山県紀の川市)人間環境デザイン工学科は、令和7年度(2025年度)入学生から、指定科目の単位を修得することで卒業時に一級建築士の受験資格が得られる新カリキュラムを導入します。
【本件のポイント】
●人間環境デザイン工学科(募集定員80人)において新カリキュラムを導入
●指定科目の単位を修得することで、一級建築士の受験資格が取得可能に
●学生はユニバーサルデザインのこころと技術を兼ね備えた建築士を目指すことができる
【本件の内容】
生物理工学部人間環境デザイン工学科では、これまでも二級建築士の受験資格が取得可能でしたが、学生のニーズに応え、令和7年度(2025年度)入学生から指定科目の単位を修得することで卒業時に一級建築士の受験資格が得られるカリキュラムを導入します。
一級建築士は、二級建築士が設計できる戸建住宅などの比較的小規模な建物だけでなく、高層ビルや大規模な商業施設、公共施設など、規模が大きく複雑な構造のあらゆる建物の設計が可能です。建築業は、ただ人が住む場所を作るのではなく、快適で便利な、より進化した空間を創造する分野へと変化しており、デザイン、環境、福祉、防災、心理、情報通信、ロボティクスなど幅広い知識が必要となります。
人間環境デザイン工学科では、建築だけではなく、機械系、電子系、情報系エンジニアリングについても学ぶことができるため、複合的な視点で建築空間を設計する力を養うことができます。そして、ユニバーサルデザインのこころと技術を兼ね備えた、未来の建築を担う新しいスタイルの建築士を育成します。
【概要】
適用時期:令和7年度(2025年度)入学生から
対象学科:人間環境デザイン工学科
募集定員:80人
【人間環境デザイン工学科】
「人間」を取り巻く「環境」を豊かなものとしていくために、それを計画・設計・製造、すなわち「デザイン」する方法を身につけた専門技術者の育成を目的として教育・研究を行っています。ここで言う「環境」とは、日常生活に身近な人工物が成す「人間環境」を対象としています。これを実現するための要素として欠かせない「建築士」の資格を得られるカリキュラムを整えているのが人間環境デザイン工学科の特徴です。その上で、建築士以外にも「人間環境」を構成する、機械系、電子系、情報系エンジニアリングにも対応するための選択科目を学ぶことができることも人間環境デザイン工学科の魅力です。
【関連リンク】
生物理工学部
https://www.kindai.ac.jp/bost/