近畿大学農学部 公開講座2019 in 名古屋「ニホンウナギの大回遊」「健康寿命の延長に役立つ食品の機能性」

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、令和元年(2019年)10月12日(土)に名古屋マリオットアソシアホテル(愛知県名古屋市)にて「農学部公開講座」を開催します。今回は、近畿大学農学部水産学科 講師 渡邊 俊と、近畿大学農学部 食品栄養学科 教授で、アンチエイジングセンター 副センター長 上嶋 繁による講演を行います。また本講座の受講者を対象にマグロの試食会を行います。
昨年は233人の方が受講しました。

【講座の内容】
講演(1)「ニホンウナギの大回遊」(10:40~11:40)
講師:農学部水産学科 講師 渡邊俊(わたなべ しゅん)
海で孵化した後、川で成長し、再び海へ産卵に戻る不思議な生態をもつウナギ。その中でも、約6000kmの大回遊をするニホンウナギの最大の謎は、産卵の場所でした。海流、月の満ち欠け、海面の塩分の違い、海底山脈の位置に関連する仮説が次々と検討され、その結果、浮かび上がった産卵場の位置は、西マリアナ海嶺南端部の海域です。広大な海で直径1.6mmの卵を発見し、産卵場を特定した作戦と戦略を紹介します。

講演(2)「健康寿命の延長に役立つ食品の機能性」(11:50~12:40)
講師:農学部食品栄養学科 教授
   近畿大学アンチエイジングセンター 副センター長 上嶋 繁(うえしま しげる)
日本は世界でもトップレベルの長寿国ですが、単に長寿であれば良いという訳ではありません。国民が願っているのは、身体機能が正常で健康的な生活を長く続けることです。過剰な食物摂取や偏った食事および運動不足などに代表される生活習慣の乱れは、体の正常な働きに異常をきたし、さまざまな病気(生活習慣病)を引き起こします。特に、肥満は動脈硬化症や糖尿病などの病気の源となります。本講演では、病気の発症を予防するためにはどのような食事・食品を摂ればよいのかについて、食品の機能性から解説いたします。

【開催概要】
日時:令和元年(2019年)10月12日(土)10:30~13:10(受付開始 10:00)
場所:名古屋マリオットアソシアホテル 16階タワーズボールルーム
   (愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4、JR「名古屋駅」から徒歩1分、
   名鉄・近鉄「名古屋駅」から徒歩2分)
対象:一般の方(定員160名、申込不要・先着順)、受講無料

【講師プロフィール】
近畿大学農学部水産学科
講師 渡邊 俊(わたなべ しゅん)
学  位:博士(農学)
専門分野:魚類生態学

近畿大学農学部食品栄養学科/近畿大学アンチエイジングセンター
教授/副センター長 上嶋 繁(うえしま しげる)
学  位:医学博士
専門分野:食品機能学、生理学、病態生理学、血栓止血学、抗加齢医学

【関連リンク】
農学部 水産学科 講師 渡邊 俊(ワタナベ シュン)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1438-watanabe-shun.html

農学部 食品栄養学科 教授 上嶋 繁 (ウエシマ シゲル)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/826-ueshima-shigeru.html

近畿大学農学部公開講座 2018 in 名古屋の様子
近畿大学農学部公開講座 2018 in 名古屋の様子

AIが記事を作成しています